「花冠」を含む小説

【ギンモクセイ】→【モクセイ】 モクセイ（木犀、学名: Osmanthus fragrans）は、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木。別名、ギンモクセイ（銀木犀）という。中国名は…

書いてないのは自分でも分けられないものですので見ていただいた方の判断で。 声：恋の話 花冠（はなかんむり）：騎士の話 菩提樹：木の話 ほえる：忘れ者の話 カルカロという男：マフ…

死神の世界に暮らすクロサキは、毎日見る悪夢と脆弱な身体に悩まされていた。それらのせいは、銀と黒が交じった"災いの髪"と呼ばれている呪われた髪色のせいだと。 そんな彼に世話を焼い…

私は父の公爵に命ぜられるまま、愛する王子に毒薬を盛った。

「僕はただ、日々穏やかに暮らしたいだけ…」 17歳の少女アヤメは、白杏という小さき領地の長。のんびりとしていてどこか浮世離れした性格の彼女は、領地で長閑に暮らしていく予定だったの…

通学路、振り返るとそこに迷子の女の子がいた。 家まで送り届けることになったが、少女は「菊の花を五本買ってくれ」や、「人喰い鬼の出る町に行け」など、不思議な要求をしてくるようになっ…

この学校の寄宿舎には、少女と人形たちが住んでいる。 限られた時間の中でも、何も失わずにいるのは難しい。

　リーネリーシェ・ブラウリネージュ。 　カレスレントにおいても有数の貴族、ブラウリネージュ家の長女として生まれ落ちた彼女。 　神に天賦の才を与えられたと噂され、名門と名高いアル…

「青藍に問うてみよ。」で書いていた荻原/萩原の改稿・改訂版です。 一本につなげるので多少の編集はありますが、大筋は変わらず、ただもう少しわかりやすくしたものとなります。 こちら…

「時計草」―― 別名、パッションフラワー。 トケイソウ科の常緑多年草。ブラジル原産。 茎は蔓状で巻きひげがある。夏、葉腋に大形の花を開く。萼片 がくへん は白色、花弁は薄桃色…

列車で知り合った、美しい青年は話す。 過去に、妖精に出会ったこと。 再会の約束に、花冠の指輪を貰ったこと。 そして時は過ぎていき、大人になったこと。 ※こちらは2017年5月6…

「君がどこに行ったとしても、もう戻らないとしても愛しているよ、マリー。」 ノワール 亡き妻と娘を愛している画家 「私は貴方に幸せになって欲しいの。」 マリー 今は亡きノワ…

　ある日、空から蔦が伸びてきた。砂漠だけになった世界で、人々はそれを水資源だと悦び、水をすすった。そこに生きるある男装の少女は、遠く離れたオアシスで水を汲んでくるという仕事を自主…

屋敷で働くアンナが、幼なじみと偶然に再会して……

『花冠の王国』と称される大国エスカ・トロネアの王女フローレンスは、重度の花アレルギー! 常にくしゃみ鼻水が止まらず、淑女にあるまじき鼻の下(以下略)。 そんな彼女に、人生の転機が…

ビーズログ文庫　2016年10月15日発売 「花冠の王国の花嫌い姫　騎士と掲げるグラジオラス」 著：長月遥　イラスト：まち 定価：[本体620円＋税]　ISBNコード：978-…

偉大なる獅子、三千年に及ぶ治世を施したるヴィヴェルニアン・クファンジャルヌ大帝の御許、花冠をかむった一人の紅顔を装う若き詩人がいた。 竪琴にまつわる、詩人を破滅させた宇宙的恐怖と…

小児科病棟で手品師のピエロとしてボランティア活動をしている斎藤。 彼はある日、迷い込んだ病室で痩せぎすの子ども、高安と出逢う。 生意気なガキ お節介なフリーター しかしこの偶…

戦場にて戴冠13歳。 敗戦と亡国の幼な過ぎる女王、 『セシャーミン・ル・ガーム』 歴然の猛将であり引退した、元近衛騎士団団長であり、セシャーミンの教育係、 『シン・シック・アリ…