概要
空から蕾が落ちてきた。それが、世界が滅ぶ序章だった。
ある日、空から蔦が伸びてきた。砂漠だけになった世界で、人々はそれを水資源だと悦び、水をすすった。そこに生きるある男装の少女は、遠く離れたオアシスで水を汲んでくるという仕事を自主的に行っていた。
少女が水を汲もうとしたとき、空から少女の身長ほどもある大きさの青い花の蕾が落ちてきた。その壊れた蕾の下から、青い髪に橙色の目をした白肌の子供が現れた。少女は子供を連れ帰り、面倒を見ることになる。子供は神様が作った蕾の子であり、つがいである「木の子」を探しているという。子供が少女に語ったのは、この世界の真実だった――
※星空文庫、小説家になろうと重複投稿
少女が水を汲もうとしたとき、空から少女の身長ほどもある大きさの青い花の蕾が落ちてきた。その壊れた蕾の下から、青い髪に橙色の目をした白肌の子供が現れた。少女は子供を連れ帰り、面倒を見ることになる。子供は神様が作った蕾の子であり、つがいである「木の子」を探しているという。子供が少女に語ったのは、この世界の真実だった――
※星空文庫、小説家になろうと重複投稿
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