「洗濯機」を含む小説

前回の「年越しそば」から分けた出汁で作る「雑煮」 普段は名取り雑煮（菜っ葉と鶏肉を入れて「名が取れるように」と願うもの）だったが、今年は出世魚のブリの入った雑煮。 とにかく、…

クシャミにより召喚の儀式を失敗。 そこに現れたのは、ロリっ子サキュバス！？ ……だが、そのロリっ子はまだ見習いだった。 「いつかお兄ちゃんを気持ちよくしてみせるから！」見た目は１…

　17歳にして、物理学、化学、生理学・医学の3つの分野からノーベル賞の候補となっている空前絶後の天才、越前泡（えちぜんばぶる）は、数々の海外の大学の進学を断って、普通の高校に進学…

　今、オレの眼前に少女が立っている。場所は自宅の洗面所。そうそう、洗濯機が置いてあり、奧は浴室に続いている、ごく普通の洗面所だ。 　浴室がある。つまり入浴の為の更衣室も兼ねている…

　以前に書いた「洗濯機の中で歪む次元」の続編と言いますか、報告といいますか……先にそちらをお読みいただけると幸いです。 　あの時は、いえ、こんなことが起こらなければ、続きを書くつ…

古ぼけた木造アパートで共同玄関、共同トイレ、共同風呂。 でも、どこも清潔でとっても綺麗。洗濯機には乾燥機までついている。 レトロだけど設備はしっかりしたこのアパート、『空室あり』…

纏わりつく空気に、世界と自分の境界が分からなくなっていく、沈みがちな夜の部屋。 そんなときは、少しだけ風を感じてみよう。 ＊＊＊ いただいたお題「洗濯機×曖昧」から着想を得…

アメリカ、ニューイングランド出身の魔女、ソーニャ・H・プリン十七歳は訳あって岡山県赤濱市にある年上の従兄、蔵人の宅に居候中の身である。ある日、『ネクロノミコン』の抄訳版を洗濯物に…

独身の島村陽介がいつものコインランドリーに行くと、ひとつだけ洗濯が終っている洗濯機があった。しかし、その利用者がいつまでも洗濯物を取りに来ない。仕方なく陽介はそのドラムの洗濯物を…

あたしは妖精。小さくて、風にすぐ飛ばされちゃう妖精。物に触れるとくっついちゃって、しばらく離れられなくなる。だから、服にはつかないように気を付けてる。だって、洗濯機に入れられたら…

白物家電には寿命があるのですよ。だって毎日、人間のために休まず働いているのだから・・・なのに役に立たなくなると・・・彼らの行く先は、あそこしか無いんだなぁ。

異世界から追放された齢900歳のミミックは、追放先の日本で洗濯機に化けて慎ましく暮らしていた。何事も無く50年洗濯機としての役割を果たしていたが、持ち主の高齢化でリサイクルショッ…

東京都黄金区、人口三十八万人。 日本で一番、金持ちが集まる地方自治体である。 そしてそんな金持ち達を利用して金を稼ぐのが、自他ともに認める関東一の（守銭奴）探偵・東敏行（あずまと…

※あらすじに妖怪と句の解説をつけております。 もしも現代に妖怪が暮らしていたら そんな情景を詠んだ二十句 人に馴染み人とあるのか 人から離れてしまうのか どちらにせよ人のある限…

キラウェア火山の女神ペレの呪いを解こうと四大神の力を借りるが、…… 三題噺【虹】【洗濯機】【穏やかな枝】のお題を元にしたホラーSFです。

生成ＡＩが作った詩を「鑑賞」する遊びをしている、お父さんとゆうと。小学校２年生のゆうとは、ＡＩが作る詩に興味津々です。 今回、ゆうとがＡＩに出したお題は「洗濯機」。果たしてＡＩは…

これは実話である。 二重スリット実験で示された事象に類する現象が我が家の『二槽式洗濯機』で日々起こっている。 僕はこの洗濯機がとてつもなく愛おしい。 何故ならば……

仕事に困って格安物件を探していた僕が内見をしたその部屋は、訳あり物件だった。

洗濯機が壊れ、やむを得ずコインランドリーへ向かった俺。 夜のコインランドリーに人の姿はない。だが、どこからか視線を感じる。 視線の主を探した俺が見たのは、ベンチに置かれたおもちゃ…

離婚した女性が再スタートを切る話。