このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(385文字)
海外の映像や音楽でゴリゴリに押してくるホラーではありません。ジャパネスクホラー。即ち、読んでいてジワジワ来て、最後、ゾクリ、とトリハダが立つホラーでございます。静かに薄気味悪さを主とした怖さを持っております。そんなホラーがお好きな方は一度読んでみては!?
さまざまな感情を掻き立ててくれるのは、筆とセンスの良さでしょうか。怖くてユーモラスで、やはり怖く、すこし寂しい……それでも、いつまでここにとらわれ続けるのかと思えば、やはり怖いお話です。