「枷」を含む小説

※前編のみ公開中 受け容れたい。赦したい。自分自身を生きるために。 ●読者による紹介文 美しい創作神話と、人間ドラマの世界へ旅立て。 これぞ「令和のファンタジー」。今こそ評…

　夕焼けの放課後、ふたりだけの美術部。 　非の打ちどころのない美少女・ユウカと、彼女に秘かに想いを寄せている少女・アマネ。 　頭も人柄も運動神経も良いユウカにとって、わたしは枷に…

ある日突然仕事をクビになった春日部礼人。 失意のまま、何も考えずに行きついた先で、不意に幼き頃の言葉が蘇る。 その言葉にひかれて地元に戻ることを決意し、その先で一人の少女と出会う…

コーダーの俺、幸田大河は色々あってファンタジーの世界に転生した。天使のミスで不要なスキルを付与され、楽しい無双ライフを送るつもりが思わぬ事故で魔王を消してしまう。英雄になった俺は…

日本、20××年光和元年、文明開化を経て、戦前の警察の黎明期より退魔部門として設立した白鴉退魔会、退魔銃を持った女ガンマンの噂が日本を圧巻する頃、日本各地の様々な闇が魔物の形へと…

幼い『呪われ聖女』は塔に幽閉され、鉄枷で自由を奪われポーションを作らされるだけの虚しい聖女――そんな彼女を「妻に欲しい」と言い出したのは、ウォルツ王国の第二王子ユリウスだった。い…

　トラック転生した金倉七大十。目覚めると川を「どんぶらこ」と流れていた。 　たまたま通りがかった舟に助けてもらうも枷を嵌められ売り飛ばされてしまう。しかし七大十を買い取ったご主人…

　現在の日本は崩壊していた。突如として出現した化け物達によって。 　銃も核も意味も成さない化け物達に蹂躙されるだけの人間達。 　そんな人間達が住める場所は少なくなっていた。 　そ…

終わりを失くした屍人の魔女。 枷なき鬼族の狂戦士。 穢れざる翼の聖者。 己の意思なき機甲の勇者。 大事な何かを失う代わり、魔法を得た化け物四匹。 その絶大な力で邪竜の征伐を果た…

※カクコンの応募につき、まずは一万文字未満の短編で投稿させて頂きます。いずれ長編でも……書くつもりなので宜しくお願いします。 　完結済みはあくまで「一旦」です。 社会人零年目の…

「だって私、落ちぶれ勇者の成り上がりが、何よりも大好きなんです！」 　異世界から勇者として選ばれた主人公は、しかし駄女神によって、【ステータス最弱】・【絶対に役に立たないゴミス…

　カミラ・ジルは齢17にして、その生涯の幕を閉じた。その死を悼む者は誰一人としてなく、すべてが恙なく終わりを迎えたかのように思われた――。しかし、カミラは気が付くと、その意識は彼…

診断メーカー『書くものに悩む貴方へ』のアンケート結果、『日々の枷を響かせて』をお題として書いた短編です。 人類の荒廃した世界。世界は発達した新式アンドロイドが台頭し、そして今、…

青く深い幻想的な街「万華町」は外国の文化や技術が流通され美しい伝統風景を保ちながら近代化が進むと同時に、無差別連続殺人事件が世間を恐怖に陥れていた。 そんな不安とは別に、街の…

　目を覚ますと猿轡を噛まされ、手足を枷で拘束されていた『君』。 　目の前にいるのは、見知らぬ美少女。彼女は一体、何者なのか。『君』はなぜここで拘束されているのか。 　全てが謎のま…

〆切は増える。 ちょっと目を離すと増えている。 〆切――それは小説書きの業であり、枷であり、決して手放せはしない唯一無二の相棒。 理性がない。力が足りない。〆切が守れない。 …

森の中で出会った少女は、幾重にも結ばれた契約でがんじがらめだった。 成り行きで少女を保護した実だったが、少女を見つめるその表情は暗い。 少女の魂を縛るもの。 それは、この世界で…

対人関係に疎い俺は、ふとしたことから隣人の音を聞く。 他愛のない独り言。細やかな愚痴。 それは次第に歌の形を取っていき、彼女の心に触れていくがーー ※拙作「7.6㎝の枷」の後…

八百万の神々にそれぞれ巫女がついていて、その巫女を通して神々は世界に干渉してくる世界での一コマ。 秋の神の巫女は秋の巫女と呼ばれ、常に金木犀の香りを放っている。西の社にて人々に祭…

終業後の夜、私は一つのプレゼントを渡された。 それは善意の塊なのに、どこか自己に対する否定を感じてしまう自分がいる。 恋をすれば変わる。では、恋をしていない私は一体何？ 宵闇の中…