概要
幼い聖女と出来損ないの王子。いびつな想いの結末は?
幼い『呪われ聖女』は塔に幽閉され、鉄枷で自由を奪われポーションを作らされるだけの虚しい聖女――そんな彼女を「妻に欲しい」と言い出したのは、ウォルツ王国の第二王子ユリウスだった。いつも朗らかに薄笑みを浮かべ、勝手気ままに振る舞って『気まぐれ王子』と周囲に揶揄されるユリウスだが、彼は呪われ聖女の教育だけには献身的だ。ユリウスは、呪われ聖女をミーリャと名付けて慈しむ。どうやら『ミーリャ』は、彼の想い人の名前らしいが? 少女と王子のいびつな想いの結末は?
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