「感動して」を含む小説

　太古から存在する魔物が長い眠りから目覚める。しかし、自分が誰なのか、何者なのか分からない。巨大な影のような姿をした魔物は、人間の村を発見し、好奇心から観察を始めた。 　そこでリ…

２万字ちょっとの小説。地方都市で暮らす馬鹿な男女の物語。 リョサの「悪い娘の悪戯」を読み感動して、まったく足下にも及ばないのですが、つかず離れずの物語を書いてみました。

　麗らかな春のまどろむ小学６年生初日の教室で、窓の外の桜色を眺める女の子の四角い爪が気になり、僕は彼女に声を掛けた。 　人を寄せ付けない言動と、大胆な行動をする彼女に、僕は惹かれ…

　小学６年生の初日、桜の花が匂う風の中でコンプレックスだった爪の形を知らない男子に指摘されて、私はムカついてしまう。 　クラスが違った中学１年では、あいつに近付くのを避けていたが…

時系列的には、第一巻の終了の「直後」の話になります。 二巻以降を考慮していないパラレルワールドです。 ご了承ください。

祓戸解（はらいど かい）は、神社の家の息子であり、強い霊感を持つ高校生。 幼馴染の無霊線香（ムレイセンカ）に強引に誘われ、学校の怪事件捜査部に入部することになった。 しかし、…

つい最近読んでいたハン・ガンさんの『すべての、白いものたちの』という小説に感動したこと、そして先日聴いた韓国文学翻訳者の斎藤真理子さんの講演に示唆を受けたことをここに記しておきま…

2018年からつけていた創作日記の、総集編です。

ホラー→クライムノベル→因習村と、てんこ盛り。 常に閉まっているCDショップが、ある夜珍しく開いていた。中を覗いた主人公は、気紛れに選んだ曲の虜となる。それが破滅へと導くメ…

低気圧で大きな映画館がある富山まで送っていけない、勝負で男は一人で戦うものというお父さんの言葉に疑いを覚えつつ僕はお父さんの手から新しい映画館のチケットを奪い取った。 中学の先輩…

(2700字の短編) 町から街へ。私は歩く…意のままに。女の気ままな詩人の旅。私とジャンケンしましょ…？ …ある昼下り。尻の熱いベンチに座り。目の合った中学生…少年Aを横へ誘う。…

物語というよりかは、演出に近い掌編小説です。 自己紹介の代わりに、初めての小説の練習として書きました。 僕の人生に物語が必要最低限であったことを願います。

普通の高校生の男性が猫に転生してとある女性に拾われたきっかけで色々巻き込まれて苦労したり、感動したりする話です。

祐里（猫部）様の自主企画【制服・白衣等】書き下ろし新作ラブストーリーを読ませてください　参加希望作品です。 文化祭の準備中。 クラスの詰襟喫茶の制服、詰襟(学ラン)。イケメン女…

大学生の多々良暁(たたら あかつき)は平凡な毎日を過ごしていた。 そんなある日、バイト終わりの帰宅途中、ボロボロになった金髪ショートの女の子を見つける、持っているハンカチで怪我の…

音楽が好きで、家で練習をしたいと親に相談した主人公、柊侑。だが、彼の家系は代々外交官の家系で、音楽の道へ進むことを否定された。 どうしても音楽への気持ちを諦められない侑は、放課…

(3600字の短編) リングの貞子への＜オマージュ作品＞です。今日は入社式。社会人の仲間入りをするサダコは。暗い井戸をはい上がり…洗った白いロングワンピに着替え。雑踏の構内で玉子…

その日まで、朝霞凜（あさかりん）は極々平凡な男子高校生だった。 そんな彼が目を覚ますとそこは女の子の部屋で、体は男の子から女の子になっていた──！？ 戸惑っている間に今度は魔…

登校中、異世界に迷い込んでしまったJK。 甘味風子(アマミ　フウコ)はユニークスキル【マジック・イーター】で食べた魔法の美味しさに感動し、魔法食の旅に出る。