異世界私たちの物語

デガル

友達

これから物語が始まる騙された少女ロヌアの復讐劇

家族を皆殺しにされたオルダの復讐

選ばれし勇者

選ばれた魔王

全員が繰り広げる戦い



「優勝はロヌアレトスゥー ベルカトルゥゥーーーーー」

司会者てきな?そいつが言った

「やっと終わったのか…… いやこれからか.. 俺はあいつを許さねえ」

ぼそっと呟いた




「ア…. ロヌア!」

俺はそこから目が覚めた

こいつはサリー俺と同じ12歳だ

無邪気で憎たらしい腹立つ顔をしている俺の妹的な存在だ。

「んだよ サリーまだ6時だぞ…

もう一回寝るわおやすみ」

「ねっ.. 寝るなぁあーーー」

サリーがそう言っているが眠いのものは眠いのだ

「じゃあ寝ているロヌアちゃんに イタズラしちゃおっかなー」

声をあげて言っているが腹立つだけだ

無視無視これに限る

寝てるふりを続けた

「むぅ じゃあおっぱい揉んじゃうもんねぇー」

「だぁぁぁぁ やめろぃ きしょいぞ!」

流石に寝てる時にやるのは許せんと俺は思って声をあげた

すると真剣な顔つきでサリーが

「今日だね..」

そう、今日なのだやっと、この地獄から抜け出せる

「ああぁ、今日だな いつもこの時を待っていた」

深呼吸して呼ばれるのを待っていた



〜1ヶ月前〜



「うぁああー やっと待ち望んでいた日がきたぜぇ」

「そうだな」

友達のケイが相槌をうってくれた

ケイは年に100人くらいこの世界に異世界人が呼ばれるのだが、その「ニホン」っていう

国から来た男の子らしい。

「「冒険者になる日がっ!」」

ケイと俺はそう言いながらはしゃいでいると大柄の男が

「おいガキども 冒険者になるのか?」

俺は怪しいと思って口を結んでいたが先にケイが口を開いてしまった

「ガキじゃねえしー ってかっこいい剣持ってるなおっさん」

「そうかそうかガキじゃないかそうだな」

その大柄な男は一瞬考えるように黙り込んで

怖い笑みを浮かべながら

「おいガキども俺がギルドに連れてってやるよ」

そこで俺はこいつは不審者ってやつか?

そして親に覚えさせられた言葉を言った

「知らねえ奴についていかねえよ!」

怒鳴りながら言った

「がはは そうかじゃあ自己紹介しないとな オルダ ベザーダルだ」

どこかで聞いたことあるような名前だなと思うとケイが

「えっ! B級冒険者の中でも最もA級に近い言って言われてるあの?!」

「おうよ」

すかさずそおのオルダという人物が言った

そして俺たちは興味深々でついて行ってしまった。

「ここが冒険者ギルドだ」

「「おぉぉぉぉ」」

だが俺は不思議に思った

「なあおっさん ギルドってもっとthe冒険者!って的な感じでもっとわいわいしてるところじゃないのか?」

これじゃあどっちかというと貴族の屋敷って感じだ

「みんな入った時はそう言ってるぞ!」

おっさんがそういうとドアを開け

執事っぽい人が鋭い目つき俺たちを睨み

「ほうほうこれはいい人材だな」

どういうコトだと思いつつ流されるまま着いていくと

「さあこの中だ入れ」

そう言われて俺とケイは顔を見合わせてニィっと笑うと部屋の中に入った

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