ゆるゆるJK異世界を喰らう
グリズリーマグナム
第1話 ゆるゆるJK最上級魔法を喰らう
私の名前は甘味風子。年齢16歳、JKだ。そんな私だが3日前、学校に向かう途中で突然異世界に転移してしまった!!そして今はガレリア王国と呼ばれる、冒険者の多く集まる国を拠点として〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
「何ボケっとしている!貴様の目の前にいの は七魔賢"火炎のヴィザー"だということを忘れ たのか!」
今までダラダラと状況の説明をしてきましたが、まぁ大体は忘れてもいいんです。重要なことは後の2つ。
「ごめんごめん、ウィザーちゃん。もう大丈夫だよ、すっごいのぶっ放しちゃってー」
「ククク、つくづくふざけた奴だ。ならお望みどおり、我が最強の魔法で国もろとも消し炭にしてくれるわッ!!」
最上級火魔法『テラ・メテオ』
空を覆い尽くす程の巨大な隕石が火を纏い絶大な速さで風子へと直進する。
「フハハ、どうだ。この魔法を前にしては足がすくむだろう、手が震えるだろう、涙が止まらないだろーう(笑)フハハハッ!」
「おいしそう」
「えっ?」
ユニークスキル【マジック・イーター】
重要なこと1つ目 私は魔法が食べられること
風子は大きく息を吐き出し、吸い込む。すると巨大だったはずの隕石は徐々に小さくなり、
風子の口に入る頃には一口サイズになっていた。
カプッ
「ん、ん、んぉいしぃー!!!!」
「隕石なんて硬くて食べられるのか…って不安だったけど口に入れた瞬間、ふわとろですごく甘い。地球の食べ物で表すなら……"焼きマシュマロ"だ!」
「バカな……我の……最上級魔法が」
2つ目 魔法はおいしい
ゆるゆるJK異世界を喰らう グリズリーマグナム @enojoi
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