ジャンケン詩人

(2700字の短編) 町から街へ。私は歩く…意のままに。女の気ままな詩人の旅。私とジャンケンしましょ…？
…ある昼下り。尻の熱いベンチに座り。目の合った中学生…少年Aを横へ誘う。仮病で早退した彼には何かモヤモヤがあり？自由人の女に興味あり…か？少年がジャンケンして勝った。女詩人は。空を見上げて自由詩をうたう。おお‼︎…なんという適当な詩なんだ。それでも少年Aは感動していたのか…そうでもないのか。帰っていった。
女詩人は牛丼を食い昼寝をし。日暮れに歩くと…見た。少年Aの家族。彼らの家を。窓の外から…そっとのぞくと。幸せそうな一家だんらん。安心した女詩人は行く。ジャンケンに勝って…食事を(おごって)もらう旅に。女は…ジャンケン詩人‼︎