「ピアノ 音」を含む小説

「ピアノの音、どこから聞こえるんだろう」と呟いたのは、友達の弟。休みの日に、宿題をやりに、自分のアパートへ遊びに来る。そして、宿題をやったらそのまま帰る。ただ、それだけの日常だっ…

夏のピアノコンクールを目指し、日々練習に励む主人公。だが、練習は行き詰まってしまっていた。そんな時、廃墟で偶然ピアノの音が聞こえてきて...

2024年5月19日文学フリマ東京38にて無料配布した短編です。 創作BLアンソロジー『傘をさしかけるひと』寄稿作品「夕靄のソナタ」に出てくる、ピアノ科音大生・不動と、フルート科…

私の名前は樋口圭子。三十二歳。 とある企業の営業職についている。 そんな私の日常の話。 そして、これは私が彼と出会ったときの話――。 前作はこちら↓↓↓ https://…

第一回目　月の光 小学生の時分 掃除の時間になると、必ずかかっていました。 勿論、ピアノ曲の方ですけどね。 当時、音楽の先生が「先進的」な方でして、 「掃除の時間に流れている…

いつからだろう。 僕の心に、ポッカリと空いている穴を 自覚して、生きていると実感したのか。 いつからだろう。 目の前の映る景色に、色が失われたのか。 いつから…

「静寂の音色」は、突然の事故で聴覚を失い、音楽への情熱を諦めかけていた高校生・梓が、盲目のピアニスト・海斗との出会いを通じて新たな音楽の世界を見つける物語。 「音は耳だけのもの…

藍色が空を覆う頃。 その男性の音は響き渡る。 まるで途切れることの無い1本の糸のように。 これは夜に囚われた孤独な男の物語。 小説家になろう様で短編として投稿させていただいた…

ピアニストとして国内外で活動している堤井誠二(つつい せいじ)。 彼が高校で出会った天才オルガニスト・新川一音(あらかわ かずね)に対する、憧れと執着の話。 堤井 誠二(つつい…

匠響子、KACヴァージョン「はなさないで」 さして甘くありません。糖度50％。 ただし、珍しい匠さんが見られます。

〈※公募用のあらすじです。ネタバレを含みます〉 「きみは、楽園のイエティになってしまったの？」 　浪越町の浜辺で倒れているのを発見された青年。彼には記憶がなかった。唯一『ア…

ブルートパーズあらすじ 「白い森」と呼ばれる森の奥に音楽の才能を吸い取るという吸血鬼の一族が棲んでいるという伝説があった。白い森には決して近づかないように言われて育った双子の兄レ…

　その冬の日、降りしきる雪はやがて全てを覆い隠すだろうと、人々は予感していた。私は、ひときわ静かなカフェの片隅で、コーヒーを手にして窓の外を眺めていた。 　カフェの奥には、古び…

（以下、主人公の声による紹介文です。） ある日私は気がついた。 ここは前世で弟から借りてプレイしたギャルゲー（１８禁）の世界！！！ その幼馴染（正）ヒロインに転生している！ 幼…

「青春なんて下らない」 効率的な日々を愛する高校生、園原春馬はひょんな事から生徒会選挙に出ることに。最初はイヤイヤだったものの、生徒会選挙に隠されたある人物の"想い"に春馬は徐々…

将来有望なピアニストだった花音は、世界的なコンクールを前にして事故に遭い、ピアニストとしての人生を諦めてしまった。地元で平凡な会社員として働いていた彼女は、事故からすれ違ってしま…

地球儀が地球を飲み、惑星図鑑がアンドロメダを調理する、不可思議な可能性の世界に迷い込んだ主人公。案内役の男に連れられて世界を歩く主人公は「お前になる前のお前はなんだった？」と聞か…

僕の馴染みの喫茶店には一台のピアノが置いてある。 誰かがそれを弾くのを聴きながらコーヒーを飲みつつ本を読む。僕の憩いのひと時だ。 そんなある日、僕はやはりいつものようにコーヒー…

現代音楽でライトノベル（ラノベ）書きたくて連載始めました。 第二部、連載中。以下のあらすじは第一部の内容です。 _____ 「僕は、彼女が奏でた最初の１秒で恋にオトされた」 …