「キャロル」を含む小説

ヒロインがいない。 もう一度言おう。ヒロインがいない！！ 乙女ゲーム《夢見と夜明け前の乙女》のヒロインのキャロル・ガードナーがいないのだ。その結果、王太子ブルーノ・フロレンス・フ…

【１について】 エールデ・クロニクル――エールデ大陸年代記。 作者不詳のその本は、手に取った人間が、次の時代の主役となる本。 日本で女子高生「八剣 深青（やつるぎ みお）」とし…

テーブルにクリスマスパーティーの準備を整えながら、グリューワインの支度をする少女。お菓子やテーブル用品を詰めた彼女のバッグからは、一冊の絵本が出てきて……。 このお話は『月と…

竹佐允彦は金貸しだ。高利貸しの類である。一緒に仕事をしていた高見哲嗣は数年前のクリスマスに金を回収しに行って刺されて死んだ。そんな生業だ。 そのクリスマスイブの日、竹佐のもとに死…

カロリーナ・ベランジェは完璧な公爵令嬢である。皇太子であるフェルディナンはそんな婚約者であるカロリーナに劣等感を抱いていた。「僕にキャロルは必要ない」――その言葉は、彼女の心から…

此処は不思議堂。 魔法使いが営む過去の人との縁を繋げてくれる奇妙な古本屋。 迷い込んだ一人の少女は、誰の本を手に取るのか。 ウサギ穴を落ちた先にあるのは、ただの孤城か華々しい庭園…

　パーティーで姉のキャロルと踊る美貌の王子様に憧れた妹のルシル。自分のほうが王子様にお似合いだと、キャロルとの入れ替わりを考えつくが、果たしてルシルの思惑通りになるだろうか。

旧題 : ヴィヴィッドでモノトーンで、シャドウでクリア (アドベントカレンダー2021) 『御伽噺も伝説も、時代に沿っていかなきゃ廃れちゃう！』 今日もせっせと走り、伝説達を…

カリフォルニアでマフィアの狒々爺のおもちゃになっていたミッシェルは世界にゾンビが溢れたお陰で屋敷から逃げる事が出来た。 地獄になったアメリカで、ミッシェルは狒々爺の孫娘のキャロル…

　図書室で見つけた本が、異世界への扉を開く――。 　高校の図書室で、ある本を偶然手にした深青《みお》は、異世界転移の物語の主人公・志帆《しほ》の次の世代――志帆の娘として突如…

＊ニューアル誕生前に作った短編小説です。 ぜひご覧ください。＊ クリスマスの日。 ひとりぼっちの少年の前に、 一つの光が舞い降りる。 僕はまだ、コミケに行った事がないんだ。

＊お知らせ＊ コミカライズの連載がはじまりました。 『結婚前日に「好き」と言った回数が見えるようになったので、王太子妃にはなりません！ 　～私には好きと言ってくれない王太子様…

神々たちと共闘し、旧支配者とその眷属を退けた人間――サミュエル。最後の一撃を受け数千年の時を休息に使ったが、帰還した世界は近代化が進み、更にサミュエルは悪の権化＝サタンとして語り…

時代に置いてけぼりになったような、古びた街では殺人鬼が生きている。 脱税者、詐欺師、誘拐犯等の犯罪者を手にかける殺人鬼。現場に残される言葉から、それは『キャロル』と名付けられた。…

　聖夜祭の朝、死神ジニーは冥界へ導く霊たちの点呼をしていた。その最中に発覚する一人遅刻しているという事実。 　なにがどうあろうとも、死神業務は霊を冥界へと導くこと。それに変わりは…

17歳のキャロル アンバーは彼氏を寝取られた腹いせに寝取った隣のクラスのスザンナを辱める計画を考えた その犯した罪が想いもよらぬ結末に…

　私、公爵令嬢キャロル・アンブラウスはある日、婚約者であったレイフォード殿下から突然の婚約破棄を言い渡されました。嫌がらせとか階段から突き落とそうとしたとか全く心当たりがないので…

馴染みの技術者が遠くへ行ったことをきっかけに、ステファンは別の個人工房にメンテナンスを依頼することを考えた。 〈リズ〉を作った工房、〈クレイフィザ〉。少し興味があったのだ。 全…

自主企画「間の行埋めてけ(｀・ω・´)」参加のための書き下ろしです。 自分で書いたものながら、これは小説になってるのかなぁと思ってみたりもしたりしなかったり……独白をリズム感を…