「ありきたり？そうだね」を含む小説

世間はハロウィン一色の10月31日。この日私は友人達とコスプレイベントの会場に遊びに来ていた。そこですごくリアルなゾンビのコスプレをしている人を見かけて「クオリティーが凄いな～」…

誰しもが通ってきた青春。しかしそれは過去だけにあるものではありません。そうです、今あなたが生きている道こそが、青春なのです。

「くっ！　このままでは我が国は滅亡してしまいます。こうなったら最後の手段を使うしかありません……」 　そう言って、少女が立ち上がる。 　彼女はこの国の王女。 　魔族との戦乱によ…

カクヨム歴も長くなると、出会いと別れがありますね。そうＴ子さんはいいました。 『KAC2022 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022～』 参加作

なにか願いを託して★や応援を投げ入れると、願いが叶うと言われています。

絶望の余りから自殺してしまった青年『勇人』。異世界に迷い込んだ彼を拾い上げたのは、主人に捨てられたロボドラゴンメイドの『ディスティー』であった。 「俺に……なにか出来ることはあ…

応援する対象が変わってしまう経験ありません？そう、それが——"推し変"

奴隷のハティは主人のアレンから追放を告げられる。で、俺もついでに追放される。 土魔法で時間稼ぎしかできない俺は、勇者候補と呼ばれるアレンパーティには不要だからだ。 でも、100…

ごく平凡なサラリーマンの和樹。 ある日、人通りの少ない帰り道の歩道で見つけたのは、電柱に貼られた一枚の人捜しの貼り紙。 『この女性を捜しています。』 一枚の貼り紙から明らかに…

悔しいことにスクールカーストは確かに存在する。 休み時間。 俺がカクヨムコンの締め切りが近かったので、普段は部室か、自宅でしか書かない小説を、教室で書いていたら、スクールカースト…

難波 海斗の毎朝乗る電車では、いつも目の前に美少女が立つ。 話す事はないが、海斗が一方的にチラチラと見ては、顔をニヤつかせる。そんな関係の2人だった筈が、それはある事をキッカケ…

夏。汗を滝にように流しながら、夏フェスのステージで6万人もの観客を盛り上げる3人のトップアイドル。ひとたびステージから降りると、阿鼻叫喚の熱さに各々控室から出られなくなってしまう…

もう４年前くらい前になるのかな、テレビ局で契約社員をやっていたことがありまして。 そうだな、これ、もう話しちゃってもいいのかな。 辞めるとき、一応、ちょっと念押しはされたんです…

『こちらの不手際であなたは死んでしまいました。申し訳ありません』 そう言われちゃったので、俺こと遊間夕鶴人（あそまゆづひと）は、死んだんだなぁっと思い、まあしょうがないやと思っ…

24歳、京都の春。就職にも失敗し、アルバイト先もクビになったハルタは、鬱屈した思いを抱えながら途方に暮れていた。 そんなとき再会した大学時代の同級生のモカの趣味の動画投稿に参加す…

吸血鬼の末裔であるクロードは、その正体を周りに隠し、貴族として生きていた。 幼い頃のトラウマから、本能が抑えられなくなることを恐れ、恋とは縁遠い日々を送っていた彼だったが、 ある…

　喜多賢三の通う高校の二年生は夏休みから夏休み明けにかけて、サマーアイランドと呼ばれる常夏の島の祭り、清涼祭を手伝うことになる。 　一つの島での出会いの物語。 ＊チャプター1だ…

自分で物語を書くのが壊滅的にダメでした。名付け、物語の進展の仕方、捜索に割く時間etc,,,とあげるときりがなさそうなのでやめますが、とにかく『こうしよう』とかは頭にあるのに無理…

十五の歳に、各国で魔力適性を受けるのが義務付けられていた。俺---リアム・スミスは、代々賢者として名を連ねてきた名家に生まれた。俺も賢者になると思い、日々、魔法の勉強ばかりしてき…

【カクヨム短編コン2021　特別賞受賞】 とうとう夏の気温が殺人的な数値を叩き出すようになった頃、人類は一部の者たちを『冷凍冬眠』で夏を越させる選択をした。問題は一つだけ。低くは…