「旅人」を含む小説

　戦争の真っ只中、旅をする青年がいた。自由気ままに、今日が良ければ明日は知らないと、何者にも囚われずにただ毎日を謳歌する、それだけなのだと。 　だが、青年は見てしまった。 　…

紀行文？　随筆？　いえいえ、そんな大層なモノじゃございません。なんでもありの旅行記です。 旅行好きの旅行好きによる旅行好きのための文章。ハプニングあり、笑いあり、憂いあり、ごくた…

アル・アジフ、またの名を「ネクロノミコン」 その禁断の書物を産み出したアブドゥル･アルハザードが失踪して200年。飢餓、疫病、戦乱が渦巻くヨーロッパで翻訳と写本が行われた頃、東…

寂しさの終てる国がある。 そんな噂を聞いた旅人と、川のほとりにある茶屋の娘の話。 初めまして、「もこ」と申します。 これは、ある短歌を元に作った小説です。ここまでの超短編を…

見ず知らずの他人は時に最も信頼できる人物となる

　蔡国の鴻輝王は残虐にして愚昧。人を信じず、自ら育てた犬のみを忠臣と呼ぶという。その犬は王宮で放し飼いにされ、戯れに人を噛み殺しても咎められることはないとか。蔡国の宮廷では、誰も…

毎日記憶を失う旅人と一人の少女の物語。

恐れながら、読者諸君はご存知だろうか。 私たちが住まう、広大無辺に見えるこの世界を、『狭界(セカイ)』と呼ばう者たちがいることを。 ただ、どうかすぐに怒らないで、この先を聞いてほ…

主人公の「僕」は科学の粋を極めた地下都市に暮らす少年。 ある日、忘れ去られた外の世界で一人の女性と出会う。 そこには時間軸の秘密があった。 「僕」が見たもの、彼女が教えてくれたも…

魔女の森と呼ばれる黒い森。 旅人は『探し物』のための訪れた。 しかしそこには魔女ではなく、『男』が住んでいた。 童話テイストの短編のような中編なお話。

TRPGのシナリオの導入イメージ文として書きました。 現在こんな雰囲気のTRPGオリジナルシナリオを作成中です。 完成したら友だちに遊んでもらう予定なので、年内完成を目指して…

ある日ある時ある世界 数ある世界の一つに"カラーワールド"がある この世界は、人類、魔人類、機人類が 食物連鎖の頂点に立ち、三竦みを形成しているが 最近は互いに牽制し合うことも…

攫われた幼馴染シェリルを主人公アランが助け出しに行くと言うありふれた話ではあるものの作者の好きな展開ばかり集めたものです

∇「コズミックトラベラー」(本編) https://kakuyomu.jp/works/1177354054888150224 こちらの小説は、上記作品の番外編です。 更に物…

自分が死んだと思っていた男、しかし生きていた。目覚めた場所は見覚えのない場所。

『大災厄』によって、人類は生態系のトップから引きずりおろされ、獣に支配された。 そんな中、かろうじて生き残った◆◆◆は拾われ、そして旅に出た。それは決して楽ではない。彼自身わかっ…

空一面に光の亀裂が走り、膨大な精霊力が降り注ぐ。その夜、一つの国が滅んだ。 隣国で難を逃れて育ったイフレニィは、旅人組合で雑用依頼を受けながら食いつないでいる。あれから時が止まっ…

誰でもよかった系の人に刺されて笠鷺燎は死んだ。（享年十四・男） んで、あの世で裁判。 主文・『前世の罪』を償っていないので宇宙追放→次元の狭間にポイッ。 襲いかかる理不尽の連続…

以下の祈りの混沌より前に書かれた原文です。 https://kakuyomu.jp/works/16816700426131724203 旅人とか時計とか図書員とか教師とか出て…

美味しいものを食べるのが大好きな旅人、アルファルド。 彼はとある街で、小さな女の子と出会う。