概要
平穏を求めて、旅に出たはずだった。
空一面に光の亀裂が走り、膨大な精霊力が降り注ぐ。その夜、一つの国が滅んだ。
隣国で難を逃れて育ったイフレニィは、旅人組合で雑用依頼を受けながら食いつないでいる。あれから時が止まって得た、不満がない代わりに喜びもない停滞という名の幸福に満足しながら。しかし再び災禍の傷痕が新たな危機を生み出しつつある中、王族の証として体に刻まれた魔術式が疼き、時は動き始め――イフレニィは廃墟となった故国へと導かれていく。
一章、見守ってくれた街からの自立。
二章、旅立ちの原因となった者との遭遇。そして旅を共にすることになるが――。
三章、海を渡った先、南端の国で旅は終わるが、様々な思惑を知ったイフレニィは決断を迫られる。
※スローペース投稿になります。
本作より軽い雰囲気の一人称版を小説家になろうに掲載。完
隣国で難を逃れて育ったイフレニィは、旅人組合で雑用依頼を受けながら食いつないでいる。あれから時が止まって得た、不満がない代わりに喜びもない停滞という名の幸福に満足しながら。しかし再び災禍の傷痕が新たな危機を生み出しつつある中、王族の証として体に刻まれた魔術式が疼き、時は動き始め――イフレニィは廃墟となった故国へと導かれていく。
一章、見守ってくれた街からの自立。
二章、旅立ちの原因となった者との遭遇。そして旅を共にすることになるが――。
三章、海を渡った先、南端の国で旅は終わるが、様々な思惑を知ったイフレニィは決断を迫られる。
※スローペース投稿になります。
本作より軽い雰囲気の一人称版を小説家になろうに掲載。完
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