「夏」を含む小説

　浅賀光は、初恋という初恋をしたことがないまま、高校三年生まで成長した。勿論、かわいいと思うような女子はいたが、好きかと言われたら話が違う。一生恋愛しないまま、生きていくのかと思…

この作品は詩集「鏡箱」投稿した同タイトル作品の投稿になります。（若干修正）

やっと出会えたタケシと祐。いろいろな壁を乗り越えてきた2人。まだ付き合うこともしていない。一度は離れ離れになり本当のお互いを知り、2人同じ時間の中を過ごす事になる。 それが初めて…

妖しく煌めく紅玉(ルビー)が巻き起こす時間軸を越えた運命の出逢い。連続する不可思議な出来事を繰り返す二人の主人公…どこか懐かしく日常の中の非日常を描いた現代の幻想物語。 檸檬色…

　髭がないと、男のミリョクが足りないっていうのが俺たちの知ってる世界だ。 「お困りのようじゃな」 　仙人みたいな大量の真っ白髭を何束にもしてリボンで結んでいる、なんなら眉毛もだい…

カクヨムオンリーです。 クロノヒョウさんの自主企画「2000文字以内でお題に挑戦！」の参加作品です。 お題企画以外に短編集「小椋夏己のア・ラ・カルト」長い長い話「黒のシャンタル…

夏の思い出、花火大会を恋詩に綴ってみました。 きっと誰の胸にも残っているはずの思い出。 今年の花火は華を咲かせることが出来るのでしょうか？ 咲くといいな、そんな想いを込めて綴った…

僕の住む地には、人魚伝説なるものがあるらしい。 聞いてみると、世に侍がいた頃に、網に人魚が掛かったようで。 人魚なんてそんなもの、居るはずがないじゃないか。 そう思っていた僕の…

猫のハル、妹のナツとアキ、兄のフユ、という家族の、とりとめのない物語。

なんの変哲も無かったはずの、とある夏の暑い日。私はドッペルゲンガーに出会ってしまった---------。 歪んだ世界の中、果たして狂っていたのはどちらの方だったのか。 きっとすべ…

即興小説です。少し暗いです。

カスキ（ヘイノ・カスキ）の夏の朝という曲を聞いて思いついたものです。 企画用に描き下ろしました。 短くまとめるのに苦労しましたが、なんとかかけたので良かったです。

きょうだいでスイカを食べた。 ジャンケンで負けた僕は、一番小さいスイカを食べた。 勝った姉と妹は全力で僕を煽ってきた。

お互いの名前も顔も、話したことすらない五人の女子大生。 同じ大学の学生であること以外、これといった共通点も無いように思われた彼女たちは、ある夏の日、時を同じくして強烈な睡魔に…

　仕事ばかりの男、緑樹亮は突然、無性にクリームソーダが食べたくなった。職場近くのクリームソーダ専門のお店を訪れてみるも何か違う……自身の欲を満たすため、忘れかけている思い出を思い…