「短編 犬」を含む小説

目が覚めると知らない家にいた。 そして、知らない男の人がいた。 「今日からお前は俺の犬だ」 突然知らない男の人の犬になった僕…… でもなぜか素直に従ってしまう魅力がある。 こ…

超短編会話劇です。 自主企画『４月だよ！　エイプリルフール企画』に参加させていただきました。

　いつも、心を閉ざしている君に。 　少しでも、君に笑って欲しくて。 　僕「たち」は、いい方法を思いついた。

アラサーのとき、結婚前提でつき合っていた彼と結局別れた美直（みなお）は、結婚はおろか、恋愛なんて面倒くさいと思い、好きになるような男性も現れないまま、枯れた三十路ライフを送ってい…

大学時代に書いてたリア獣モノです。 オリジナルはおおかみこどもの雨と雪公開年の1月頃に書きましたね。 書いた当時は、こんなにもケモアニメが増えるとは思わなんだ。

全国学生相撲大会決勝戦に勝ち進んできた優勝候補の強豪相撲部員である犬坂強史郎の対戦相手は、全国一の弱小相撲部員達が所属している小堺高校の学生だった。 カクヨム・アニバーサリー…

昭和三十年、恋人と別れた松本浩一は傷心旅行として鬼梨温泉を訪れていた。 松本はそこで犬の仮面をかぶった奇妙な探偵に出会い、殺人事件へと巻き込まれてく。 吹雪で閉ざされた温泉旅館に…

　大正市郊外の小さな山、人呼んで『犬山』。 　６月あたりから、その犬山で植物が過剰に繁殖しており、近隣に住む子供たちの間では、『勝手に増える魔法の種がある』と噂になっている。 　…

未来のせか～いの～♪犬型ろぼぉっとぉぉ～♪『KAC2020 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2020～』４回目「拡散する種」出品作品。

犬とおばあちゃんと主人公の心温まるストーリーです。キーワードは“空の郵便屋さん わんちゃんず”です。

初めに犬が死んだ。 次に、ひとが死んだ。 同じ仏滅の日の同じ時刻に、別々の場所で四人の男女が心中！ 寛政江戸の不可能犯罪にお役者目明し浮多郎が挑む。 「東洲斎と洒落斎、ふたり合…

短編です。黒い魔女と犬と少年と。

犬の散歩で出会う奇妙な女性たち。 彼女たちは、必ず「私を愛することができますか？」と尋ねてくる。 はたして、その目的は？

僕の一つ年上の幼なじみ飯島ツバメは、高校受験を目前に控え、現実逃避に走っていた。ツバメの妹の日南子に頼まれ、僕はツバメの英語の勉強を手伝うことになり…… ちょっとひねくれた性格…

どこにでもいる普通の家事手伝い汐見ねこは、愛用の時計を直しに地元の商店街にある「犬神時計店」へとたずねて行った。店主・犬神万楽はかつて名声を誇った科学者であり、とある研究をきっか…

その公園には、いつのまにか禁止事項が増える――――。 ある日私は、いつものように、いつものうんざりした気持ちとともに公園の横を通って登下校する。 あてつけのように無数の“おやく…

あーあ。やっちまった。やっちゃったよ。後悔しても、もう遅い。 自分の勘を無視した結果、わんこ（ただし少女以外には猛犬）に、懐かれてしまう少女のお話です。

新人の運び屋レオナルドはとある依頼を受けていた。だが、今まさに依頼品とついでに命を狙われている。 そんな彼が雇うのは、美しい黒髪の刀剣使いの少女と、牙が自慢のしゃべる黒柴であった…

花ちゃんが死んだ。 ただそれだけなのに、なんでこんな気持ちになるんだろう。 ほんの数時間一緒にいただけなのに……。 この込み上げる気持ちは、あの時間が私たちにとってかけがえの…

大学生の廉太郎はアルバイト先で少し年上の未久と出会う。きっかけは未久に付きまとう一匹の犬。一緒に過ごしていくうちに廉太郎は未久の優しさに惹かれていく。