「猫 黒猫」を含む小説

黒猫って今は不吉なものとなっていますよね。 でも、昔は魔を払うものとしての意味がありました。 そんな言い伝え(？)を使って短編小説を書いてみました。

金の王子と黒の王子 どちらかを選んで、上手に育成すると素敵な衣装をまとった強い魔王が誕生するゲーム。 その美しい魔王の姿目当てで 「攻略大辞典」をカタログのように読んでいただけ…

街角に現れる古びた店。軒先の看板に書かれた意味とは。 黒猫と喪服の店主が迎えるのは、行き先を喪った品と人の数々。 ある日、1人の男が訪ねてくる。 「物語を、供養して欲しいんです」

高校生の黄泉坂カイリは陰陽師として街を守護していた。 そこへ不思議な黒猫が現れ、小さい社へ案内される。 社には土地神が住んでいたが、何か気に入らないことがあり猫たちに悪さを働…

ミドリさんのホラー企画に参加しようと書いたんですが、まったく怖く出来ませんでした。

魔女と黒猫は旅をしている。今回は訪れたのは星降る街。満天の星空に観える流れ星が有名なこの地は、実は特別な物があった。果たしてそれは何なのか、それがどんな結末を呼ぶのか。それでは物…

ここは黄昏町七丁目。 大きな赤い鳥居をくぐると誰でも来ることが出来る場所。 ここには化け狐の巫女や化け狸、黒猫なんかも住んでいる。 ずっと黄昏で、日が昇るでも沈むでもない所にいて…

『あんたを虐める悪い娘に、呪いをかけてあげるよ』 　真夜中の0時。 　俺の部屋のベランダ窓に現れた黒猫は、そう言った。助けてくれたお礼らしい。 　俺はこの夢のような出来事が…

自作の掌編小説や短編小説で、ハイファンタジーや現代ファンタジーなどをまとめたものです。 『王の膝』…ある黒猫の独白 『魔王』……その魔王は美しかった 『ランプ置き』…焚き火を囲…

雨の日に私が語る独り言。 ずっと奥まで行くことはない。 静かで平和で幸せな悪夢。 ※自主企画『第一回遼遠小説大賞』参加作品です。

目の前で車に跳ねられた真っ黒な子猫をママが助けました。全然動けません。重体です。助かるのか？

異世界転移。それは突然。だれにでも起こりうる出来事だ。 影山空は神のミスでその一生を終え、異世界へと転移する。 死の森とよばれる場所で与えられた影、風を使い。もふもふの黒…

吸血鬼ジュリー・ブラッドリーは同僚のジューンと共に北欧の地スウェーデンに訪れる。そこには今回の依頼者のフィリップがいた。彼の話によると、彼らの見つけた神器、命名「神槍グングニル」…

歌い、踊り、一人と一匹は今日もどこかを旅してる。

　まっしろな少女、入江　愛子は最低限の荷物をまとめて逃げ出した。行くあてもなかったが、目的はあった。 　目的のための旅の途中、少女は自らを神様と言う黒猫と出会う。そして、その旅で…

切なくて暖かいお話しです。

　人々から恐れられる存在……『終焉の魔女』ことシャルナ。 　彼女の夢……それは結婚。 　悲しい現実と理想との狭間で苦しむシャルナを側で見守り続ける一匹の黒猫の存在があった。 …

岬(みさき)日向(ひなた)は幼い頃に目の前で家族を失った。 父親と妹がどこか違う世界へ消えていくのをただ黙って見ていた母親の岬朝日との溝を埋められないまま時は流れ、高校を卒業した…