「ホラーじゃない」を含む小説

　日々の日常と思しきシーンで出来する恐怖を淡々と描きます。 　古式ゆかしい百物語のルールにのっとり、「九十九話」の怪奇譚で構成しています。 話数にタイトルをリンクさせる「タイトル…

何となくの理由で図書委員を選んだ、井之上大翔。同じ委員の浅倉葉子と一緒に当番をしていた。 夏の暑い日だというのに、涼しげに読書をしている浅倉。その手元はホラーのジャンルだった。…

　バンドメンバーと東尋坊に旅行にやってきたベーシストが、帰りに間違ったバスに乗って、1日1本しかバスがない漁村にたどり着いてしまった話。 　ラヴクラフトの「インスマウスの影」の…

怖いホラーです。残酷描写ありです。 苦手な方は御注意ください。 完全フィクション作品です。 実在する個人・団体等とは一切関係ありません。 ジョリーン・鬼屋は人をゆるさない　 …

朝乃は代々遺伝子を研究する家系に産まれた。 そして正統後継者の証が【犬】を所有する事だった。

俺は派遣の女の子に声をかけた。彼女はある理由から雨を待っていた。徐々に仲良くなっていったが、彼女の体調が良くなさそうことが気にかかる。

私はある晩秋、駐輪場の壁に大きな白い蛾がとまっていることに気が付いた。それを退治することができずに過ごした春までの観察記？※昆虫苦手な方はご注意ください。 （カクコン用に読みやす…

彼女は誰にも本心は見せず、平等な女だった。 だから彼女はミステリアスだと言われるのだが……婚約者だけには違って――？ ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ヤンデレものの…

年明けの結婚を控え新居に越してきた新郎。新婦から突き付けられた唐突な要求は？　その心理の謎に迫る。

神という個体名を借りただけの一般人こと、一般神達が怪異について話すスレ 色んなスレが立って解決したり、もやもやしたままだったり。 ＜＞ 何故俺は花言葉の番外編に位置するこれを…

声劇台本でございます。 音声配信アプリで使用する際は、私に連絡をください。返信が帰ってこなければ、使用は禁じます。 過度なアドリブ禁止、ストーリーに沿っていただけると幸いです。…

京の都から離れた山々を旅する白装束の坊主。 彼の行く処には、怪異、妖怪、愛憎あり。 飄々とした白装束の坊主と、彼に背負われた不思議な葛籠。 ある山の麓の村に、目の無い蟋蟀(キリ…

「縁」（カテゴリー・ホラー）という作品の続編です。

黴臭く、薄暗い古書店の奥。 そこに僕は棲息している。 髪を切ったのはもういつのことか。 一年前か、五年前か、――それとも、もっと前か。 着物から伸びる手足は恐ろしく白い。 それ…

私は八方美人だとよく言われる。 けれど、後悔したことはない。私の些細な態度で、周りの人たちが幸せならそれでいいのだ。