「宇宙」を含む小説

2002年にクリエイターズネットワークのお題もの書き(テーマ:万緑)で書いた短編です。 当時掲載していたジオシティーズはもう閉鎖してしまったので、こちらで転載。

ある日、そんなに普通じゃないボッチ高校生ヒノミヤ・シシノの前に、銀髪の美少女シエラが降ってきた。 煌く出会い。初めての友達。だが、幸せなだけの日々は続かない。 シエラを追って降…

くんかくんか。 ひえー、くっせー。

時雨とレイニーは銀河を股にかけた便利屋『宇宙便利屋シグレニ』を営んでいる。害虫退治にあっちの星系へ、庭木の剪定にこっちの星系へと大忙し。そんな折、依頼を受けて運んでいた箱から事故…

宇宙人とのコンタクトを夢見る5歳の少年イアンは、ある夜、異星からやってきたという謎の人型生命体と出会う。星降る夜の下、彼の口から語られたのは、ある異星文明の辿ったあまりに切ない歴…

人類は超光速航行の初試験として100光年離れた星に宇宙船を送り込んだ。 そこで船員たちは「第二の地球」を発見する。しかし接近したところで惑星は崩壊した。 崩壊に巻き込まれつつも何…

人類は宇宙に進出した。 しかし、広い宇宙の中で人が過ごせるのは、鳥かごのように狭い居住船だけだ。 毎日同じ時間に点灯し、同じ時間に消える人口光源はいまだに青やオレンジを表現するこ…

各星には日々、多くのゴミが出る。 それらは、星を汚し生活を苦しめる。 そんな悩みを解決してくれるボランティア団大が宇宙にいた。 とある星の大統領は、彼等に仕事を依頼するのであった。

　西暦二千年後半、人類は宇宙に漂う見えざる物質、未知の元素をその手に収めると、 それらから、それまで存在し得なかった物質を生み出し、｜運命の転換点《パラダイムシフト》となる新たな…

この世界は素晴らしい ということにされているがそれは間違い 何もかもが無価値 昼も夜も無い 全てを包み込む宇宙は暗い その一部地方だけがときたま明るい 下らない お前の戯言を刺し…

宇宙をかけたり，夢を見たり． いろいろな世界のいろいろな場所で，今もいろんなことがおこっている． それはときに不思議なもので，怖いもので，なんでもないようなもので，悲しいものだ…

遥か未来。 人類は自らの体を機械に変え、宇宙進出を着々と進めていた。 その裏で暗躍するテロリスト集団『エンゲージリング』。 その指導者であるところの主さまは、月資源開発局の新局…

シリーズ累計95000PV。 第七部公開前のシリーズ累計PV47233。 青蘭の祖父が生きている？ その噂をたしかめるために、パリへ向かった龍郎たち。そこで出会った謎の貴婦人に誘…

天文学者の「俺」はついに念願の時を迎えた。 約２０光年ほど離れた恒星系からの通信波をついに捉えたのだ。 ＳＥＴＩ計画を下敷きにした短編フィクションをお楽しみ下さい。 なお、最後…

「カオル、ガウスライフルは君が怪我をしなければロックが外れない仕組みだ。かすらせる感じで攻撃を受けろ。チッと音を鳴らす感じだ」 人工知能ロンロンの無慈悲な通告に、主人公は顔を引…

宇宙の根幹（ディレクトリ）の最上位、遥か高次元での激しい戦いを書いた、一冊の本を手にした時、不思議な感覚にとらわれる。ただのクライアントだった感覚が確信に変わる時、現在の世界を巻…

総理である棚村「たなむら」はある日幻覚を見る。 それは未来の映像。 宇宙からの占領。 それを見た時、行動せざるを得なかった。

月面ステーションが建設されていた２０２０年。 選抜試験をくぐり抜けた女子高校生一団が月に到達。 短期滞在の予定だったがコロナウイルスのため彼女たちの帰還は中止。 動画配信で稼いだ…

ロンドンの上空に胡麻ほどしかないコップの形をした小さな鏡が現れる。 その鏡は日に日に大きくなり、成長していた。 そして、成長しすぎた鏡は、人類の天敵となる。