「記憶だより」を含む小説

　籐ヶ見颯は交通事故に遭いそうになった幼馴染――高柳詩織を守るため、代わりに命を落とす。しかし、それは天が定めた寿命を捻じ曲げる大罪だった。本来であれば、この事故で命を落とすのは…

わたしの消しゴムは、不思議な消しゴム。 わたしの左手は消えてしまった。 でも、わたしの一番消したいものは消してくれない。 それはわたしの、嫌な記憶。 わたしの、嫌な、思い出。 …

春の京都、満月の夜。 大学留年が決まった長谷川トモと、ひとつ下の後輩佐久間コウヘイは『留年祝い』と称して賀茂川で飲み会を開いていた。 そんな二人に、弁天と名乗る不思議な女性が声…

第30回電撃小説大賞用の為に再度改変した物語になります。 本編【デッドオブザ・ワールド】の別の世界線の物語という形で読んでいただければ幸いですm(_ _"m) ー・ー・ー …

　地球暦854年、世界は人の手により一度滅んだ。 　荒廃した地球と発展した技術によって地球は大気圏にコロニーを構える空人と地上での生活を続ける地上人に別れていた。 　ある日、少女…

　柊朔矢は罪人だ。何をしたのかは覚えていないけれど。そんな彼は死後、世界征服を目論む魔王から、世界を救う勇者『サクヤ』として異世界ファンタジーの世界に転生する。しかしその奮闘虚し…

普通じゃない男子高校生、橘進と、その友人たちが世の中の生きるについて考える。世の中の生きづらさを考える。 それぞれの大切な人と、記憶と過去と、罪悪感を乗り越える、そんな物語。

＜あらすじ（約800字、最終話までのネタバレあり）＞ 　各地で、モンスターがはびこるダンジョンが見つかった。 　魔力を操る才能を開花させる者達も現れた。彼らの多くは、探索の…

三ヶ月後、世界が滅びます。そう告げられて壊れていく世界で、僕は一人生きていた。壊れていく世界で、一人で生きる。そのつもりだった――。予期せぬ女子高校生との出会いで、二人で生きてく…

　アートデリバリーという、必要な時に必要な人の所へアートを運んでくれるサービスが発達した未来。画家の大原の個展に、代表作『This is Not My Work』が運ばれることに…

高校生男子の三池　二有無は貧乏で両親がいなかった 人から愛を貰うことが少なかったその男子はある日海岸で謎の少女と出会う 少女も二有無と同様、孤独を感じていた そしてもう一つ記憶…

翡翠の屋敷で変人（きみたち）と。 高校2年生の南雲夏夜は、近くの山に雪女が住んでいるという噂を学校で聞かされ、真偽を確かめるために白雪山に向かった。そこで出会ったのは謎の少女だっ…

【毎日更新】 　とある貴族の四男として生まれた十歳の少年・ルイには、優秀な兄達とは違い、目立った才能も特技も無かった。 　そんなある日、ルイは『自称魔族』の才色兼備なメイド・フ…

（このあらすじはラストまでの展開を含みます） 　吹奏楽部所属の高校生、伊庭都月はある夏の日、猫のような黒いセーラー服の少女と、「クラウン兜坂」と名乗り不思議な力を操る道化師と出会…

第一王子の誕生日の祝いの場で、出された料理を食べたシェリル令嬢は突然頭の中に映像が流れ前世の記憶を思い出した。 高校三年の霧島快斗、弟の高校一年霧島雄輝は何処にでもいる普通の兄弟…

ある日持ち込まれた「娘を探してほしい」という依頼を受けた探偵は、その娘が残した手がかりをもとに「人肉腸詰工場」の噂を追う。その中で見つけた手がかりはなぜか探偵の失っていた記憶を刺…

鬼ヶ島へ捧げる生贄を乗せた船に一人、明け空のような色の瞳をした若い女がいた。 彼女の名は弥生《やよい》。 『明星眼《みょうじょうがん》』と呼ばれる特殊な瞳の能力で、類い稀な記憶力…

山崎孝明は通り魔事件の起こった近くにいた！ しかし本人はその記憶が全くない。 防犯カメラを見ても山崎自身がいたことは明確だ。 でもそこには絶対にいない。 犯人を探すため、山崎は自…

ショートショートです。 読んでくださるとうれしいです。

　2021/06/12　【第一部完結】 　2021/10/03　【第二部完結】 　2022/03/20　【第三部完結】 　ここは冥界。 　死した魂がたどり着く場所。 　 　見知…