「道 短編」を含む小説

　魔王を倒すために、一人の勇者が立ち上がった。 　勇者は王都を拠点にして、迫り来る魔王の配下たちを倒していく。 　勇者は神に愛されていた。 　いや、神に愛されすぎていた。 　…

年代　　　　　：2225年 職業　　　　　：声優（A～Fランク） VRMMOソフト：声優専用フルダイブ型MMO「スタディオ・オンライン」通称『SO』 専用プログラム：人型オーディ…

どこまでも続く暗闇の道。そこに二筋の光があった。ひとつは『記憶を無くした少女』が握る懐中電灯の光。もうひとつは『白い人型ロボット・オグ姉』が眼に灯す青いLED光。二人は『人』を探…

人外に遭い、人外に助けられた話。 「KAC20228」第八回目参加作品 KAC規定の掲載期間が過ぎたので、余談的な話「寄り道」を追加しました（22/09/23追記）

はじめてのデートには、ほどよい場所なんだとおしえてもらった。そして、ふたりでその場所へ向かう途中、道にモチが落ちていた。

冬、推薦で大学への合格を受け取った少年は、受験勉強が本格化する前の習慣に倣って地元の山へ二輪で漕ぎ出した。以前と同じようにショルダーバッグに荷物を詰め、以前と変わらない人々とすれ…

心が求めるものを求めて歩く。 数日に一回嵐がやってきて、そこから異常な日照りが続く。 これが繰り返される、そんな場所で。

何時まで真実を見つめられるか

ただの日常の一部、犬の散歩をしていた高校３年生の女の子が突然、非日常の観客になる。 そんな世界のお話。 ※　この作品には廃屋に侵入する描写がありますが、犯罪行為を推奨するもので…

ツーリングに出かけていた女性、美希。彼女は、ある悩みを忘れるためにツーリングに来ていた。 その旅の途中で、とある岬にたどり着く。 その岬には、美希とは別の女性が訪れていて――。

曇り空のなか、『私』は導かれるように足を進める。 その先には、白い石。 私は石を見た瞬間、想いが抑えられず……。

人工物の身体に脳を移植して生きていく道を選んだ真人間。その亡骸を手に入れた私は、自分の脳を移植し、真人間の都市ブレーンシティへ踏み入った。 新しい身体の主の家には地下室があり、そ…

太古の昔――まだ人と人ならざる者が共に歩んでいた時代。 東海龍王の三太子である敖丙（ごうへい）はある日、不用意にも天理に逆らってしまった。 深傷を負って溺れていた人間の少年を助…

　ありえるかもしれない未来、20XX年。地球は様々な脅威に直面し、人類は絶滅の危機に瀕するほどの世紀末を迎えていた……。主要国を含めた各国家は火の海と化し、人間の生息域は極限まで…

――これは一人の男が道を踏み外すまでの話だ。 不器用だが祖父母思いな青年、伝助。 民俗学者の祖父が亡くなり、失意に沈む彼を、他者の悪意が襲う。 復讐を決意した彼がとった行動とは。

これは2022年に開催されたKACの全11回お題作品を、連作短編として纏めた物語です。 貴方が惹かれた世界へ、どこからでもお入り下さい。 【ボクの楽園】：ホラー ボクのお家…

彼は寄り道屋さん。寄り道を買いたい人と寄り道を売りたい人を、繋いでくれる仲介人。

わたしは小さな頃から、しょっちゅう迷子になっていました。 小学校でも、中学校でも、高校でも、わたしは道に迷ってしまう。 元々のわたしの性質だから、大人になってもそれは直らない………

【完結済】勢いで生きてきた芦早 俊は、ある日交通事故に逢い死んでしまった！そして死亡した芦早をあの世に送る為に彼の下に現れた死神少女アズラ。 果たして芦早は彼をあの世送りにしよう…