「思い出 記憶」を含む小説

カクヨム甲子園2021ロングストーリー部門奨励賞受賞作。 男子バスケ部のマネージャー、陽咲は先輩達の卒業式を終え、部室で一人ボールを磨いていた。そこへ陽咲の想い人、梅慈先輩がや…

新暦1899年。18年前に勃発した大陸湾岸三国戦争に幕を下ろしたアルトラス共和国の歴代最年少で外務大臣に就任したペネロペ・トランスリバー。しかし、彼女は『転生病』という記憶を少し…

車椅子に座った少女の手足は一生動かすことはできない。 感情を失った少女の思い出は一生記憶されることはない。 これは、そんな少女たちのお話

とあるアマチュア小説の世界観が素晴らしくて学生時代に書いたファンアートとしての短文がひょっこり出てきたので、ほぼ原文で記念掲載しました。 物語のラストで核ミサイルが放たれて、世…

（コンテスト用　あらすじ） ７月７日。 願い事が書かれた紙縒りの短冊を天にかざすと、その願い事が叶うとされている。「魔幻の紙縒り」には、それを本当に叶えてしまう神の魔力があった…

洗濯物の匂いを嗅ぐたびに思い出す、一枚の札。 春すぎて　夏来にけらし　白妙の　 衣ほすてふ　天の香具山 なのに、彼女の顔と名前が思い出せない。 茫漠とした春の花曇りの空か…

青春の一ページを振り返る1話数分で読める超短編小説

獄中にいる「私」が「先生」に向けて手紙で独白を始める。 そこでは「キリスト教」という信仰の自由と「十字架」の束縛の思い出が次々と語られる。 敬愛した祖母との記憶……。 敬虔なクリ…

　何か特別なはなしでもない。 　きっと、日常にあるひとコマだけどママには大変で大切で懐かしい思い出たち。少し形にしてみてもいいかな、忘れてしまわないように、いつか息子くんが読むか…

あなたは自分の記憶を持っていないので、自分の力なしでは戦うことができないことを知っています。 それは、彼らが同時に目覚めた力が実体によって封印された若い女神、ケルシア・カイリーニ…

　『哲学的バカップルシリーズ』です。 　今回も小難しい話をしながら、二人は川べりを散歩しています。今日している話は、ちょっとだけ寂しい話のようです。 　港西高校山岳部員がカメ…

KAC2021の第１～８回参加作 思い出せる限り当時のキャッチコピー（「」内）も書いておこうと思ったけど、結構忘れちゃってたので、思い出せないものは今考えました。 （誤字脱字et…

美桂と拓海が出会ったのは、幼稚園の頃。 その頃の幼稚園は、空前の結婚ブームだった。 『僕ねぇ。結婚したら、奥さんと子どもといつまでも仲良く暮らしたいんだ』 　同じクラスの相沢拓海…

　心配すんな。 　これから話すことは長い説教めいたことでも、面倒なおせっかいでも、大した話でもない。 　戯け者が一人で喋る、戯言-たわごと-に近い思い出話さ。 　そうだなぁ、内容…

僕は今年の春、中学３年生になり受験生になった。学校の授業で「直観」について習ったけれども、意味が理解できずにいた。下校中、頭に付いた一片の桜の花びらをヨリトに取ってもらった。僕は…

セルミド王国にある小さな鍛冶屋。そこで働くネクスは他の鍛冶屋とは異なる特殊な鍛冶をする。その鍛冶は生物の記憶を見ることができるという。 客が持ってくる魔石に込められた記憶とはーー

遠い過去に残してきた淡い思い出。それはいつも春になると甦る記憶。そんな一人の女性の物語り。

創作と思い出の話