概要
いずれ消える私の代わりに生を受ける貴女へ、私の全てを託します。
新暦1899年。18年前に勃発した大陸湾岸三国戦争に幕を下ろしたアルトラス共和国の歴代最年少で外務大臣に就任したペネロペ・トランスリバー。しかし、彼女は『転生病』という記憶を少しずつ失い、最後には全てを忘れて別人になってしまう不治の病を患ってしまう。この状況を恋人であるオーゼストが支えながら、彼女は筆を執る。『ディア・ニュー・ミー』新たな誰かへと贈る思い出の記録。辛いことも楽しいことも、美しいものも醜いものも、その全てが輝ける人生の一部なのだと伝えるために。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?