「なんかわからん？ 短編」を含む小説

「鋼鉄都市」を書こうとしたら「銀河ヒッチハイクガイド」だったみなたい話です。体裁はSFミステリですが、ミステリとしては成立していません。医者が間違っていたとか、密室だと思ったら屋…

あらすじ－ 俺は梨穂子が好きだった。 多分幼馴染で、小さい頃からずっと一緒にいた。でも親しくはしていなかった。だから、俺は梨穂子が俺を好きになることはないとずっと思っていて。だか…

自宅の洗濯機が壊れて、コインランドリーに通い出した僕は、不機嫌そうな顔をした美少女、七雪《ななせ》と出会う。 日曜日の昼過ぎ。示し合わせたわけではないが、度々顔を合わせる。 その…

生徒会長、望月心は心理学者の母を持ち、自らも論文を執筆するほどの才女。しかし、彼女は人付き合いに悩む不器用な女の子だった。

　もしかすると、荘厳さもつたなさも、このひとのつくりだすすべてのものに、私は踊らされているだけなのかもしれない。 「何に困っていらっしゃったのですか」 「同行者とはぐれてしまって…

就職先の本屋が火事に遭い、無職になってしまったエイラは、仕方なしに冒険者になる。 右も左もわからない中、初心者向けと言われる、洞窟でのきのこ採取に向かう。 洞窟内で、バイスという…

あの日、僕は宇宙人に恋をした。 幼稚園児のヴァイオリンの音で思い出される安っぽい僕の初恋。

トウム・ウルという空に浮かぶ大きな生き物の上に暮らすトウム・ウル・ネイ。 トウム・ウル・ネイの結婚は、男が女を攫うこと。ただし、攫うと言っても事前に両家打ち合わせてのことだ。 ト…

ぼくは真っ暗な穴の夢を見る。いつからその夢を見始めたのか、わからない。 志望大学への望み薄く補習授業を受けることになったぼくは教室で小学校の幼なじみと再開した。その時、封印してい…

壊れてしまった主人公と後悔する妻の話 処女作です

　1000文字ほどの短い短編小説となります。誰もが子供の頃にあれはなんだったのかなー。と大人になってからもまだ、わからないままになっていることはあったと思います。そういう話を書き…

見知らぬ真っ白な部屋で、目を覚ました光樹。何もわからない彼の前に現れたのは、自分を悪魔だと称する真っ黒な女性だった。 彼女は言った。 「きみの記憶は、私がきみの魂を食べたから…

いずこかの剣と魔法の異世界――とある小国の物語。 一国の王女と、彼女を守る女騎士の秘密が、白日の下にさらされた。 誰が密告したのかもわからぬまま、女騎士は罰として猫になる呪いをか…

＂Love＂がわからない『僕』の話。 初の私小説です。

ある冬の夜、振り返るとパンダのぬいぐるみがいた。 そのぬいぐるみは毎晩現われ俺を追いかけているようだった。 なんだかイライラして待ち伏せして捕まえてしまう。 「やった！　これでお…

訳もわからず流されるままの主人公が、異世界に飛ばされ帰還するまでの短編です。

母親が死んだ。つい最近のことだった。腹は減っているのに、食べることは面倒で、ただぼんやりと過ごしていた。そんな俺が犬だか猫だかわからないかみさま異世界に召喚されて、動物達に料理を…

やさしすぎて敵にトドメを刺せない少年ジーロ（14）は、当然だが勇者パーティーから追放されてしまった。 ジーロは仕方なく、ちょっとエロすぎる相棒の小魔獣ポコタンとともに帰途につく。…