「魔法戦争」を含む小説

「出来損ないの子供だ、なんでお前はこんな子を産んでしまうんだ」 「ごめんなさい、あなた」 　南北戦線と呼ばれる戦争の真っただ中、世界は帝国からの名誉を得るために、自身の子供を立…

いわゆる「追放モノ」のつもりで書いていましたが、話の進展とともに、王道少年漫画的なノリになってしまいました。ただし、根本的なテーマは「追放」のままです。 以下あらすじ。 人の…

大陸の覇を競って三十数年間に渡って争うガジール帝国とイスダリア教国。ガジール帝国所属の兵士、ボルドは戦地で負傷して左腕を失ってしまう。一方、ガジール帝国は徐々に劣勢となりつつある…

勃発した第二次魔法戦争。不運にもその戦闘に巻き込まれ、記憶喪失となってしまった少女、アイヴィ。愛し合っていた恋人の記憶さえも失ってしまったが、恋人はアイヴィの記憶喪失とほぼ同時期…

魔法…… ソレは抗うことも許されない絶対的な　”力” 魔法を扱うことのできない人間は 魔法使いに対して首を垂れることしかできないのだろうか？ 魔法使いに最愛の人を殺された重戦…

大戦が終結して、既に四十年が経つ。 僕にも子が生まれ、今年は孫が生まれた。 四十年間いつも心の奥底で、幸せを享受することへの罪悪感を抱えて来た。 だからこの節目に、僕はあのとき経…

紅の魔王を討ち取った勇者兵団は「我々は最強だ！」と驕っていた。そして、休息や人員の補充、作戦の立案が疎かなまま、次なる魔王討伐へと舵を切ろうとしていた。 だが、それに反対する者…

復讐のために武器屋で旅をする白髪藍眼の少女 セリア・アーチャー 自分の名前すら忘れた記憶喪失の金髪赤目の少年 フェリス・アヴェロン 多くの被害を生んだ大戦から10年。武…

ジキムート。それは傭兵の名前である。 傭兵とは金で雇われ、モンスターや人を殺す者の事だ。 金に汚く、陣営を行ったり来たり。 報酬に合わないと思えば、依頼を破棄して逃げる事も…

交通事故をきっかけに、異世界へと召喚された主人公は、そこで出会った王女マイアにあるお願いをされる。 「城の地下牢に捕らえられた、ある男を脱獄させてほしい」 その男は、かつて自らの…

友人を庇い、国を庇い、学校を庇い、記憶を失った。そこまでして守りたかったのは何故なのか。 ❖別途、改訂版がございます。其方は更新を続けていくつもりですのでご興味があればぜひ…

「アルン、それからミネルバ、あとは頼んだよ」 それが魔王を倒した勇者シュタークの最期の言葉だった。 それから100年。魔族が滅び、人間同士が世界の覇権を賭けて激しく戦う世界に、新…

《これは、少しネジの飛んだ主人公が追放されて、復讐を目論むという物語。》 「判決、被告人を異界流しとする」。 　突然拉致された主人公、■■に告げられたこの言葉は、思いもよらない…

２０世紀、２度の世界大戦を経て科学技術と魔法技術は爆発的に進化した。 そして進化した魔法技術は、射程1万ｋｍを超え、一撃で都市を消し去る大陸間攻撃魔法を生み出した。 しかし、およ…

　織部加奈。　中学校二年生。 　その二年生の初夏の六月の事、遠足の帰り道だった。 　彼女と、２７人の同級生が乗ったバスは、山の中腹からガードレールを突っ切り、緑の大地へと落ちて行…

　1939年。日本海軍では新型高性能潜水艦の建造計画が持ち上がる。技術担当の酒井中佐はその高すぎる要求に頭を抱えてしまう。そんな中、発明家の有岡安治郎から、新型機関の提案が送られ…

　この戦いは無意味そのものだった。ただ、彼に会ったことを除いては。 　ヴィスペルド帝国。貧富の差が激しく、異人種の奴隷制度も公に認められていたそこは、軍事国家であるバイロ連邦と戦…

その日、少女の世界は呪われた。 日に日に蝕まれ朽ちてゆく世界。挙げ句、姉達の謀略に嵌められた少女。 そんな絶望の中、少女は世界を救い出さんと大勝負を仕掛ける！ そして長きに…

異世界に突如として飛ばされた主人公。ある日そんな彼が露店で焼き鳥を買っていると、いきなり自称Ｓランク冒険者のエルフに決闘を申し込まれてしまう。 「私が勝ったら、あなたから焼き鳥を…

近代の戦時下。最前線から遠く離れた場所で敵国の魔法使いと知り合う話です。