「鍋」を含む小説

自主企画「集え、亥小説」に参加するために書き下ろしたものです。 一応、猪が出たことと、牡丹鍋を登場させてみましたが、思ったより苦労した企画だったなと思います。 こういうテーマを指…

　これは美味しいミステリー。 　弟の家に行くと、何故か不思議な声がしたのだ。彼女でも押し入れの中に隠しているのか、いないのか。 　一体、彼が隠している秘密とは……？ 　不思議だ…

まんごーぷりん(旧:まご)さんのぉ自主企画！ 「和風恋愛小説」 で、書いてみました。 そいえば、すき焼きは夕飯とかで作るけど、牛鍋って食べたことないや。 そして西京焼きや…

暑すぎる夏の日。ドアを開けた寝起きの『僕』の前に立っていたのは、鍋をひとつ抱えた旧友の元心臓外科医だった。ニートになった『彼』とホストの『僕』の日常に起こるささやかなミステリを紐…

巨大世界『ワルド』には、巨大な魂のエネルギーが肉体を凌駕した『魔法使い』たちがいた。 ある者は拳の一振りで巨大な岩を粉砕する。ある者は風よりも速く走り、広大な世界を探索する。ある…

子供をあずけて移動する保育電車 そんな忙しい現代人に寄り添う新しい施設！ でも、ある日到着時間に遅れてしまって……！？ ↓前回の投稿↓ 『０円でなんでも盗み放題なコンビニ』…

園部群青が残した作品にまつわる短編集です。 『晩夏』曾祖父の遺言に縛られている私の、愛とも恋とも呼べぬ心の内の話。 『猫と東雲』厄介な幼馴染と鍋焼きうどんを食べる話。 『梅と残…

時は年末、そう、忘年会の季節。 日本特有のこの素晴らしい風俗をどこで聞きかじったのか、古代アステカの慰労の神であるイシュトリルトンの発案で古今東西の神々が集い、忘年会を催すことと…

わがままな伯爵令嬢フィアスと、その遊びにいつも付き合ってあげているジル。それなりに仲の良かった二人だけど、フィアスが婚約することに。え、ジル諦めちゃうの？ 「闇鍋企画」というもの…

過去作の短編を時系列なんて無視して定期的に放り込んでいきます。黒歴史や青臭い作品も多数取り揃える予定です。食べられるものになるといいなぁ。

大残業を終えた健吾と駅まで一緒に帰る残業仲間の香織。 そんな二人の、おいしそうな話。

　小西 馨(こにし　かおる)は、どこにでもいるようなサラリーマンである。 　趣味は週末にカレーを作ること。 　そんな彼がいつものようにカレーを作っていると、突然謎の強い光に包まれ…

就活しつつ、片思いしつつ。 切なさと苦しさの闇鍋のようなお話です。 フィクションなのか、ノンフィクションなのか、ご想像にお任せします。

終末の町《サイハテ》に迷い込んだ少女は、言葉を話す一匹の黒猫に出会う。 隣に越してきたロバパカ、トイレに流される同僚、荒唐無稽の番傘屋、組織に狙われるテレビ男、歌を愛する人魚、…

　竹井田晴信は、霧衣の国主であり父親の孝信の悪政を、民から訴えられた。家臣らからも勧められ、父を姉婿のいる茅野へと追放する。 　父親が国内の里の郷士から人質を取っていたと知り、そ…

思い浮かんだ短い不思議な話を書いています。八つ目。

※タグ必読。

　平日毎日９時更新　誤字などあればお知らせください。 ・登場人物 　大鍋梵士（おおなべ・ぼんじ）高校生　男　弁当屋のせがれ 　　　　　学校へ通いながら、朝霧町商店街「おかずの…