「腰」を含む小説

もやしっ子「この世の中に不可能な事は何も無い。だから、どんなに弱くても前に進むんだ。」 王様「働け！愚民ども！」 老人「今日は良い天気だ。腰の調子が良い。」 子供Ａ「ねえお…

俺は27歳の会社員、化粧品の訪問販売をしている。2020年夏の昼下がり、汗をぬぐいながら近くの公園で休みを取る俺は高校時代に殺人事件のあった現場近くに来ていた。あれから10年、未…

　都内の女子大に通う2年生の有栖川かすみは、女子高時代からの同級生で、同じ女子大に通う三澄ユキと一緒のアパートの同じ部屋に住んでいる。ところがユキはかすみの前ではいつも無防備。そ…

べデル砂漠を越えてデヘラ村へやって来たウェンラは、ドナとその娘カラに夕食を恵んで貰う。ドナによると、最近グドーという悪党がやってきて、村人たちを不当に虐げているという。それを聞い…

　ほとんど日本人であるブラジル人のお篭り日常生活の記録です。主役はヘルニア とうつのダブルパンチのわたし。脇役は個性的な3匹の猫と、自分が女王と信じてやまない強気なウサギ様と、ご…

鬼ヶ島に入ろうとする船を検問する鬼。 ボス鬼の不在を狙う不届き者をあぶり出そうと必死である。 貴様、腰につけているきびだんごはなんだ！！ ↓前回の投稿↓ 『異世界の業者を見…

僕がよく行く公園のベンチにはいつも同じおじさんが座っている。 毎日見るため、僕らの中学ではまぁまぁの有名人で、「ベンチおじさん」として名が通っている。 今日も友達に連れられ公…

　彼女はずっとひとりぼっちでした。 　細くすっきりとした体躯。しなやかな脚腰。無愛想ながら美しい金色の瞳。なのにそれに反して異臭すら漂う小汚い身なり。 　通りのショーウィンドウに…

　お嬢さんは街の片隅で、煉瓦でできた壁際のごみ箱の上に腰をかけてめそめそと泣いていた。たまたまそばを通りかかった芋虫は、それに気づくと彼の大好きな葉っぱを摘んできて、花束のように…

登場人物 ～悪魔族～ 現存する悪魔はこの3人のみ。 テルル・アゼリーナ 主人公。悪魔族の末裔。王と王妃の一人娘。 燃えるような赤い髪のショートの可愛い顔立ちの娘。 テ…

廃刀令寸前の時代、侍達がかつて魂と呼んでいたものは腰に挿す棒きれとなっていた。 激動の時代を知っている老獪達はそれを嘆き蔑んだ。平和を受け入れられず戦を望んでいるのだ。 ぬるま湯…

熱気にあふれた戸外の仮設演芸場。 「証文だぁ、証文だぁ」の掛け声とともに、観客席のあちこちから舞台に向けて、ものが投げ込まれる。 チップをくるんだ懐紙が乱れ飛ぶ。これは理解できる…

魔法少女が現れたのはもう二十年近く昔の話しである。 映像には残っていないものの、多くの人々の目には確かに可愛いらしい女の子達が戦っている姿が焼き付いている。 人々の負のチカラを…

私は大いに期待して読み始めた。 「どんでん返しに驚いて腰を抜かさないでください」 それがその作品のタイトルだったから。

「私」と「姉」は腰から下を分け合う結合双生児。感覚や感情を共有し、幸福に過ごしてきたが、あるとき、手術によって分離されてしまう。健常さを取り戻した「姉」は、切除された断片の「私」…

藤堂家に生まれた双子は腰のあたりでくっ付いている結合双生児であった。 容姿の醜い姉とは対称的に、妹は美しかった。 ある日、妻から藤堂一族に伝わる奇病についての告白を受けた私。 そ…

【話の腰を折る堕天使】それは人の話の腰を折る堕天使達……

第三次世界大戦で日本は惨敗。　そして悪化し続ける温暖化と止まらない廃棄汚染で文明と緑は滅び、　衰退が始まった、　そして秩序は廃れ、　日本に暴力の時代が訪れた。　それから200年以…

あらすじ…可愛い女の子が大好き、そんな少し変わった恋愛対象を持つ少女。腰まである黒髪の長髪に年相応にみられない童顔はいつも冒険心と好奇心に黒い瞳を輝かせ、少し膨らんだ胸のアンバラ…

突然ドアが開いたとおもったらヤクザが抱えられてやってきた。 「今すぐ立てるようにしろ、さもなければ──」 「脅してる場合ですか？」 ギックリ腰ばかりを繰り返すヤクザの組長と…