「悪戯だった」を含む小説

大学の演劇部を引退した四年生の塔弥は、同年代の元メンバーとクリスマス・イブに『十二夜』という劇を上演することになっていた。稽古に励む中、塔弥は二年間付き合っている真由美が実は自己…

女盗賊スカーレットは、冒険者仲間たちと依頼達成祝いをしていた。 酔っぱらってはしゃぐ彼女が決まって喧嘩する相手は、無表情で無口な狂戦士カメリア。 戦利品を分配しているとき、スカ…

　学校で流行っている謎の多い、『撮った写真を加工してクイズにして遊ぶアプリ』。 　クラスメイトの一人が幼稚な悪戯もどきの投稿問題に引っ掛かり、帰らぬ人になる。 　主人公はクラスメ…

唯一人類が平穏に暮らせる都市『オリエストラ』 そこで、クロン・シズノは【自己再生】の祝福を持って生まれた。しかしその力は、オリエストラでは『呪い』と呼ばれ蔑まれていた。通常遅くと…

2009年3月に書いた掌編。 この年の春一番は2月13日でした。 少し早い春風に背中を押される、2月14日のある女の子のお話。

ＩＦ歴史的な物だと思いつつも転生が絡んじゃうとファンタジーになっちゃうんですかね？と疑問に思いながら書きなぐりました。 神様のお願いごとに碌な事はない。 貴方の周囲に、普段の言…

パーティー会場の隅に一人佇む少女、否、少年。 そんな少年が放っておけなくて声を掛けた少女。 これが切欠となり親交を深める二人。 一年後、親同士の再婚によりひとつ屋根の下で暮らすこ…

主人公太田和は中学の入学式で一目惚れをした少女……。 席が隣と言うこともあり、直ぐに仲良くなり。お付き合いをしているのか？ していないのか？ 良くわからない関係を続けるのだが……

　ブランは若干14歳にして王国の騎士であり、王族シャーロット姫の専属護衛騎士だ。 　騎士として、彼女の身の周りの安全を確保する為、日々同じ時間を過ごすのだけど……。 　二人きりに…

１：出会い頭に悲鳴を上げられる事には慣れっこだ。 ２：初めて会うおまわりさんには必ず職質される。 ３：順番を譲られるので、コンビニのレジで並んだ事が無い。 ４：何も喋っていないの…

その日の夜は嵐で雨、風ともに強く、雷も鳴っていた。　バイトで帰るのが遅くなった高校2年生の俺、雨宮晴樹は不幸な事にその帰り道に雷に撃たれしまい、意識を失ってしまった。 目が覚め…

勇者として、チート能力者として、一般市民として・・・。 毎日数多くの人たちが異世界へと旅立ちます。 それは偶然？運命？はたまた神様の悪戯？ いえいえ、そんなことはありません。 …

男子高校生の撫子（なでしこ）が、金持ちな幼馴染の家でいつも通りだらけていると、突然現れた異世界行きの扉に引きずり込まれて――そんな定番（テンプレ展開）から物語は始まる。いや……

　工場と民家が隣接する地帯。ある夜、奇妙な通報が入る。「で、でかい。とても巨大なトカゲみたいな奴が、近くの工場の壁を登っている！！」 　通報を受けた警察は、何かの悪戯か、あるいは…

男子校がクラス転移……したまでは良いのだが、一体どんな運命の悪戯なのか、なぜか主人公の小桜勇気だけが転移に伴い女体化という憂き目にあってしまった。 皆が異世界に色めき立つ中で、…

　ゲーム以外は何も取り柄が無かった三十路フリーターの『直樹』は男達に追われていた謎の女子高生『晴希』を助けた事により出会う事になる。 　この出会いを運命だと信じて止まない晴希は…

このサルスベリは、姑の節子が植えたものだ。 「ずぅっとね、玄関先が殺風景だと思っていたのよ、うふふ」　と、 悪戯好きの子どものような目をして笑っていた　（本文より）

中学入学時に初恋に落ちた相手には好きな幼なじみがいた。 彼女の恋愛をフォローしつつ親友ポジションにいる俺だったが、彼女の事は好きなままだった。 高校時代に彼女は相手と別れ、俺はつ…

　その世界には２つの力が存在していた。 　１つは「調和の力」。その力は「平和の力」とも呼ばれ、この力を持った者は平和の象徴として世界を旅し平和の輪を広げるために生きることを義務付…