「ポストアポカリプス(？)」を含む小説

ほとんどの人が死んだ。 まだ生き残ってる奴はいると思うが、連絡は取れない。 今は……滅びの日を待っている。 もしかしたら救済の日かもしれないが。 他にやることも無いんだ。 …

月面開発の失敗を期に全世界で巻き起こった『大災厄《ドゥーム・フォール》』から百年。残された人類は地球の静止軌道に建設された『オービタルリング・コロニー』で暮らしていた。地球環境を…

第二次世界大戦で原爆が落ちた後、その衝撃で地球と異世界は繋がった。 まだ白人黒人差別がバリバリあったアメリカは「耳長とか低身長のオッサンとかいらね！敗戦国の日本が全員預かれや！」…

近未来、「厄災」後の地球。安全を求めて人類は月に逃げ、地球に残された私たち孤児は、“ウサギ”と呼ばれて「彼ら」に飼われていた――。 自主企画：2022年9月の「同題異話」“黒き鏡…

気がつくと、世界最後の一人になった。 ちょっぴり寂しいけど、悲しくはないかな。 静かな朝。 東雲の光は僕を安らかに包み込む。 ふと気になった。 なぜ世界は滅んだのだろう。 …

　アプリケと呼ばれる、生物のパーツを継ぎ接ぎにくっつけたような危険生物が蔓延するこの終末世界において、『僕』は誰よりも無能で、役立たずのはずだった。素晴らしい才能と能力を振るって…

　その日、アルバート・ノックスは戦闘司祭になった。 　ノックス孤児院から初の教会員で、初の司祭職だ。 　戦闘司祭の任は教えを知らない人達に地教会の教えを説き、教会を造る事。 　若…

　数百年の冷凍睡眠より目覚めた、人類最後の生き残りであるレイメイは、ホログラムAIのユウヒ、フクロウ型機械知性体のネルヴァ、新人類（ドラゴニュート）の御子と共に、地表を目指し旅に…

何もそんな難しい話じゃないです。主人公が休暇をもらって泊まりで雪を見に行くだけの物語です。

掌編幻想小説です。野生リムジンを手懐けた少女は、ある目的を果たすために湿地帯を爆走する。 道行は舗装されておらず泥まみれだが中身はひたむきでジュブナイルな愛の話です。

　人類は、ある日突然衰退を始めたそうだ。 　進化の最高地点に至ったから、熱的死により滅ぶ運命だとか、生殖能力が減衰したためだとか、いろいろな説がある。徐々に人口は減り、街は縮小…

　二年前に起きた未曾有の天災によって秩序が崩壊した世界。 　元自衛官の女性アオイは、少女が危険な目に遭っている場に出くわし、優れた戦闘能力で助けることに成功する。 　けれど、その…

世界を滅ぼす終末のラッパが鳴った。 それは屁だった。 タイトルとキャッチコピー通りです。 プレリュードな内容です。 ゾンビって絶対臭いですよね。 バイオハザード系のゾンビモノ…

※第1回「G’sこえけん」音声化短編コンテスト応募用書下ろし作品です。ほとんど台詞の構成になっております。 　募集テーマは「あなたの心を離さない〝ちょっとエッチで猫獣人な〟あの…

唐突に目が覚めてみると、見た事のない景色が広がっている。 鉄でできた壁に、養液に満ちたポット。そして、屑鉄になったロボット。 自分が転生したという、にわかには信じられない事実に頭…

　惑星そのものが砕けかける大戦により文明の殆どが消失した世界。 　兵器として開発された機械の竜であるドラグーン。それを駆り空を舞台に行われる、世界最大の興行ドラグーンフラッグ。そ…

〈破滅的全球規模終末戦争〉の終結から十数年後、応用文化人類学者の鉻田ヨウジは漁村シラフナの調査の最中に復活政府の役人からとある依頼を受ける。 時は過ぎ、戦後から三十年経った〈都市…

＜完結済＞ ２０ＸＸ年、世界は水没した。 地上にいた生命と文明は水に沈む。生態系も大きく変化し、世界は一変する。 そんな世界の片隅で、一人の少女と一人の人魚が旅をしていた。 …

ハァモニドォルズはそこにいた。 世界は飲み込まれ、俺は立ち向かったが敵わなかった。 そうして、世界は完成する。 ＜＜ハァモニィドォルズ・プロジェクト＞＞ は完遂された。