「うた」を含む小説

「先輩！ 今日は良いお産の日らしいですよ！ というわけで夫婦になって子供を作りましょう！ 今すぐ！」 一年後輩の少女、四宮 詩（しのみや うた）は、今日も俺――海藤 深月（かい…

※この作品はフィクションです 所感における『二月二十五日』『二月二十六日』に最終話のうたの歌詞、コードおよび音階を数字であらわしたメロディがあります。そちらも見ていただければ。

小夜にムーシケーが何かを伝えようとしている。 けれどそれが何か分からず小夜は困っていた。 楸矢は音大への進学は決まっているものの音楽家になることを望まれていたわけではないと知り、…

9番目の詩集です。（※重複投稿しています）

※このお話の主人公は世界平和を実現する目的のために、暴力を一切使いません。チビッ子にも安心して読ませられるハートフルメルヘン物語です。是非お子さんにも読み聞かせしてあげてください…

多摩川の河川敷には、今日も黄色い花が群生して揺れています。 固有種を脅かす、厄介な存在として時に駆除の対象となる野草……。 そんな「セイタカアワダチソウ」の呟きです。

吟詠嚠譚。 "Inspiration"... 皞皚城《こうがいじょう》...結果よりも過程が重要だ、人生でもそう言えるのなら。 エンドロール ...一人ぼっちの哀悼歌。錆び付いた…

そのあとの９３分は私であって、私じゃなかったし、なんなら、その瞬間も私でなければよかった。

私は詩（うた） 未来の世界から、３０年ほど前の世界に留学にやってきた。 好奇心で留学に来たつもりだったけど…… 過去に来た本当の意味とは！？

俺のバイト先のカフェ「カフェ・ポンゴ」の店主、小田雨譚（おだ・うたん）は頭脳明白な絶世の美女。 カフェに持ち込まれる色々な日常の謎を……すべて「殺戮オランウータン」のせいにする彼…

「うたくん、だいすき！！」 「うるさいよ」 私がだいすきで、だいすきで堪らないひと。 いつも冷たくて、素っ気なくて、とっても塩対応な彼。 でもね、本当は 優しい…

嫌いだったアイツのこと。いや、そう思っていただけなのかもしれない。 ”好き”と”嫌い”の線引きがだんだんと曖昧になっていく私の恋の行方は...。 「登場人物」 第一話時点 大橋…

元いじめられっ子の根暗高校生、 天宮康太(あめみやこうた)彼は「嘘コク」が原因で人間不信になってしまう....これは彼が人を信じ、恋をする物語.....

「お前のような女と結婚などできないっ！　婚約などこの場において破棄する!!」 　始まりは婚約者が発した怒りの溢れるその言葉。 　私は稲妻のようなその言葉にうたれて意識を失った。…

人の命は星のきらめき。 雨が降っても、夜明けが来ても、星は天に輝き続ける。

『言の葉を重ね合っては書き留めたいつしか詞は恋文になる』 短歌を詠む少女が、バンドでラブソングを書く話。 創作百合×バンド×短歌の小説です。 --- 《おことわり》 ・本作品はラ…

天使狩りの仕事をしているアースは、ある日、死んだ姉と同じ姿をした天使に出会う。翼をもがれた天使は痛みでショック死するのが普通だが、その天使は辛うじて息をしていた――姉と同じ姿をし…

ブクマがはがれたときに唄ううた。 早朝に目が覚めて、いきなり言葉が生まれてきてしまいました(笑)。

林湊(はやし みなと)は高校生活の二年目のクラス替えで友人の吉田詩(よしだ うた)と憧れの同級生である群青葵(ぐんじょう あおい)と同じクラスになることができた。群青葵とお近づき…

香鳴裕人様の同題異話企画に、"ほぼ"毎月参加した作品です。 どうしても長くなりすぎてしまうと思ったので、追加の第１３・１４話を書いて完結しました。 ４月～１２月は、独立した話な…