水底のうた ~ヤンデレ勇者に追放された回復術士、世界中のホモにけつを狙われるけど、今更ノンケだと言われてももう遅い。助けて~

作者 @geckodoh

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15人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

 一つの物語の中で、今回は笑えるパート、今回は泣かせるパート……という感じで構成されている作品は多いと思うのです。
 本筋はギャグ、だけどたまに泣かせるお話もあるんだよ、みたいな。

 しかし、しかしです。

 この物語の何が凄いかって……
 1話の、一つのエピソードの中に、同時にそれを入れてるとこなんです。
絶対このシリアスシーンにそれは入ってこないよね?!というところに笑いが織り込まれている。しかも結構濃いヤツです。
 泣かすとこで本気で泣かされるのに、同時に笑わされるのです。

 サラッと、とかしれっと、とかそういう生易しい感じじゃありません。
 ドスンと入ってます。電車の中で読んでいたら、周囲の視線を一瞬で集められること請け合いのヤツです。
 泣かせるシーンで思わず読者が吹き出しちゃうような要素を入れられる時点で、どれだけの力量がある作者様なのかわかりますよね。
 じわっと泣きそうなとこで突然笑わされ、その吹き出しちゃった直後にまた泣かされるんですよ? ドバァって。
 ……何を言っているか分からないかもしれませんが、本当にそんな感じです。

 それに、です。
 この作品は『ダークファンタジー』なのです。

 サブタイトルに惑わされちゃダメです。骨太の、すごい重さのダークファンタジーなんです。
 笑いにつられて読み進めるうちに、物語の根幹であるものの姿が見え始めてきます。パワフルに笑わされながらも、胸にグサリグサリと突き刺さってくる物語の重い背景、世界情勢、人の思惑。それから想い。

 ……そもそもですよ。

 ダークファンタジーなのに笑わされるってどういうことなのかと。
 ダークファンタジーっていったら、ドロッと重たくて、陰鬱で、救いがない世界で人々が苦しみ、悲しみ、のたうち回る物語ですよね。
 人もたくさん死んじゃう。
 悲しみに溢れ、人の醜さや悲しさに悲嘆… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

すごい作品に出合いました。
もう、いろんな意味で、圧倒され……壮絶な話――としか言いようがありません。
 
只今、第269話(第一部)、まで読了。
読んで本当によかった――と、物語の素晴らしさ、すごさを堪能しています。
これだからやめられませんね、読書は!!!
 
ところで、この作品のキーワード、
追放、ハーレム、ツンデレ、BL、チート、主人公最強、ざまぁ、ラブコメ、、
とありますが、、いやいやいやああああ、、もう、そういった単語を遥かに凌駕しています。
 
これでもかと散りばめられた、ギャグには、腹を抱えて笑い転げます。
つい止まらず、貫徹しても、活力あふれた、元気いっぱいの朝となっておりました!
笑いのおかげでしょうか?!
 
といいましても――
そのギャグは、あくまで、光と闇の、光の部分――という印象。
 
読み進めるほどに、背景が深まり……
浮かび上がってくる、
 
【世界のダークさ】
 
のようなものに、はまっていきます。
いい意味で、どんどん裏切られて行きます。
 
そして、登場人物たち、ひとりひとりに、ずっしりと重みが増していく。
どれもこれも、ひと言では語れない、すごいキャラたちですね。
 
なにより、主人公がいい。人間味あふれる、強く優しい、ヒーロー。
このダークな世界で、揺るぎない姿は、文句なしにカッコいい。
 
どうしようもなくなった世界の、最後の最後で、
あとはよろしく!――と信じて託したくなるような、主人公。
(――と、こんな例えじゃ、まだぜんぜん足りないかな?)
 
確かに、作者さまもツイッターで書かれている通り、刺さる人には刺さる作品――です。
いや、もう、まさに、おもいっきり、刺さりまくってますっ!!!
 
まだの方、ぜひぜひ、一読を――!!
先へ先へと、読み進めることを、強くお勧めします!!
  
作者さま、素晴らしい作品をありがとうござ… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

ファンタジーの世界で避けられないもの。争い、戦闘。つまるところ、悪は倒さなければならない。だが、師匠のゴブリンは主人公に教えた。敵を改心させてる方法を! 魔力を口移しで練り込むのだ。
さあ、大変。主人公は女勇者にホモ認定。かばってくれるのは、オカマだけかよ。余計にややこしくなるわ。
キャラたちの、はちゃめちゃっぷりに刮目せよ! (当人たちはまじめにやってます)