笑い転げてはまっていく、ダークファンタジー

すごい作品に出合いました。
もう、いろんな意味で、圧倒され……壮絶な話――としか言いようがありません。
 
只今、第269話(第一部)、まで読了。
読んで本当によかった――と、物語の素晴らしさ、すごさを堪能しています。
これだからやめられませんね、読書は!!!
 
ところで、この作品のキーワード、
追放、ハーレム、ツンデレ、BL、チート、主人公最強、ざまぁ、ラブコメ、、
とありますが、、いやいやいやああああ、、もう、そういった単語を遥かに凌駕しています。
 
これでもかと散りばめられた、ギャグには、腹を抱えて笑い転げます。
つい止まらず、貫徹しても、活力あふれた、元気いっぱいの朝となっておりました!
笑いのおかげでしょうか?!
 
といいましても――
そのギャグは、あくまで、光と闇の、光の部分――という印象。
 
読み進めるほどに、背景が深まり……
浮かび上がってくる、
 
【世界のダークさ】
 
のようなものに、はまっていきます。
いい意味で、どんどん裏切られて行きます。
 
そして、登場人物たち、ひとりひとりに、ずっしりと重みが増していく。
どれもこれも、ひと言では語れない、すごいキャラたちですね。
 
なにより、主人公がいい。人間味あふれる、強く優しい、ヒーロー。
このダークな世界で、揺るぎない姿は、文句なしにカッコいい。
 
どうしようもなくなった世界の、最後の最後で、
あとはよろしく!――と信じて託したくなるような、主人公。
(――と、こんな例えじゃ、まだぜんぜん足りないかな?)
 
確かに、作者さまもツイッターで書かれている通り、刺さる人には刺さる作品――です。
いや、もう、まさに、おもいっきり、刺さりまくってますっ!!!
 
まだの方、ぜひぜひ、一読を――!!
先へ先へと、読み進めることを、強くお勧めします!!
  
作者さま、素晴らしい作品をありがとうございます!!!

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