「記憶だより」を含む小説

底辺アイドル、セシリア・ローズは異世界転生者。 芸能都市、クルーズタウンで暮らしている。 ここで暮らす人間は皆一様に女神から芸能系の特殊能力を与えられ、芸能で生きていくように女神…

【自由奔放が信条の船長Ｘクールに見えてむっつり作家】 自分の記憶を信じているか。それがもし信じられなくなったら、あなたは本当にあなたなのか。 港で遊覧船を運行して生計を立てて…

記憶混濁に陥った主人公浅葱馬一徹（あさぎばいってつ）、自分自身が何者なのかを解き明かすため、戦いに身を投じてゆく物語。

日記のようなエッセイ。方向性はまだ決めてないです。

ルートルフ・ベルシュマンは生後６か月で突然大人並みの意識に目覚め、別世界の『記憶』に何かを告げられるのを感じる。焦らず周りの状況認識と言語習得から始めると、間もなく自分が男爵家の…

　転生者であるミレイヌは、両親と兄の愛情たっぷりにスクスク育っていた。 　前世で家族の愛を知らなかったミレイヌはその愛と言葉を疑うこともなく、気づけば白豚令嬢と陰口を叩かれるま…

訪れる者もいなくなった古い映画館 映し出すものを失ったスクリーン 映写技師の亡霊が見せた幻影のように かつての賑わいを走馬燈に見た映画館のように 表現したい感情や、文章に持たせ…

目が覚めた犬上北斗は、薄暗い迷宮の中に立つ自分を見出す。 目の前には、重傷を負った青年。 暗がりには、明確な敵意を向けて来る怪物。 分からない事だらけだ。 何故、ここにいるのか。…

記憶喪失になった世界一の力の持ち主が継母になりました。

カップに残ったココアを流している間、ひなは、母との記憶をひもといていた。 私の母は、私をかわいがった。 私のことをなんでも知りたがったし、なんでも知っていた。 母は私を愛してく…

　元女優のこの私は、婚約者の王子の三文芝居に我慢が出来なくてよ！ 　いきなり始まった婚約破棄劇の真っ最中に蘇った前世の記憶。 　『婚約破棄』？　『私がそこの令嬢をいじめた』？…

「実は私、前世で聖女をしていたみたい」 　とある王国に住むアメリアは、平民家庭で父母と３人で貧しいながらも、何とか生活をしていた。お年頃になった彼女は家庭に負担をかけないように…

石に記憶や物語を紡ぐ森の魔女と、魔法に興味津々の少女が出会った。 二人だけの穏やかな日々。 だがそれは、いつまでも続かなかった。

理不尽な理由によって婚約破棄されたシルビアーナは、危険なダンジョン最奥へと強制転移させられたコトで、前世の記憶を思い出した。 そして、世界が前世で遊んでいた攻略対象がヤンデレの乙…

『七天の神子〜高校生、平安京に立つ〜』の短編集です。本編には入れられないけど書きたかったor書いてしまった話を乱雑に詰め込んであります。ほぼ完全に自己満用です。

病気によってサッカーが出来なくなってしまった少年、たける。 彼の前に突然に可愛らしい女の子が現れる。 こはると名乗った彼女は、何でもたけるのことを知っていて、たけるのことを大好き…

私に聞こえる声が反響して増大した。男が私を見ているからその音がするのかもしれない。私は監視カメラに見られているがそれはもう終わった。私を閉じ込めるものは私かもしれないし兄かもしれ…

酒をかけてしまったパソコンを分解した私は、そのマザーボードから発する日本酒のにおいから、ふと、ファミコンにオレンジ・ジュースをこぼして買い替えた過去を思い出す。 そして、その時に…

　海は、古代プランクトンの欠片を、波間から外の世界へ弾き出す。その欠片は、雨に混じり、人々の記憶と生活へ溶けていく。 　そんな雨とプランクトンを研究した男が、海へと辿りつく物語。