「ただわたしだけが」を含む小説

ここはとある研究室。 さまざまな研究をしている中、桟橋琴と桐谷ムラサメは今日も恋の研究をしている。 「好きって言ってみたらどうなの？」 「え？あなた、わたしのこと好きなんですか？…

捨てた思い出と、忘れた名前と、隠した感情を、海に拾いに行く話し。 「カラのはら」 　たった一通のメールで再会できるかは、僕とあの子の選択だけで決めるべきだった。海で会おう…

主人公はゲーム屋のワゴンセールで６６６円と中途半端に高い値がつけられたゲームソフトを発見する。 さっそく買ってプレイしてみたのだが、もしかしてこのゲーム、呪われてるかもしれない―…

「お前はパーティから追放だ 」 「お前とは婚約破棄だっ！」 何処ぞの勇者パーティの荷物持ちがパーティ追放されただの。 公爵家の令嬢が婚約破棄されただの、公爵令嬢を蔑ろにしたもの…

足繁く通う家の最寄りの本屋に行ったら、わたしの書いた本が売られていた。わたしは本など書いたこともない。

彼とは夜の街で知り合った。いや。知り合ったなんてもんじゃない。わたしが前の男の子どもを妊娠して、捨てられて、子ども堕ろして、やけ酒飲んで、道端にぶっ倒れていたところを拾われたのだ…

「わたし達は、『人生リセマラ委員会』の者です！」 普通のサラリーマンだった僕の目の前に、ある日、そう名乗る少女達が突然現れた。 彼女達曰く『人生はクソゲー』であり、…

「キス禁止で頑張ろうね」 　二十四歳の秋。憧れの会社の先輩と両想いになると同時に、プラトニック・ラヴ宣言をされてしまった。 　茫然自失。今にも枝から飛んでいきそうな枯れ葉…

新型コロナウイルスの影響で仕事が長期休みになった里瀬は、遠距離中の恋人にも冷たくあしらわれて生きがいを見失い、カクヨムで私小説を書き始める。そこに現れる相手とは──。 ままならな…

その他大勢の中の一人であるわたしが生まれ変わったのは時代をさかのぼった（？）中世くらいのヨーロッパの辺境地の男爵令嬢。 端役のわたしはチートな能力なんて持たず普通に転生した。 だ…

数式証明メモ すみません、Fpの定義間違えてたんで、フェルマー数に想いを馳せる回数話は一旦非公開になってまーす

主人公イリューリアは、十二歳の誕生日に婚約者で憧れの王子様に「わたしに近づくな！おまえなんか、大嫌いだ！」と心無い事を言われ、すっかり自分に自信を無くしてしまう。 心に深い傷を負…

　女神様、わたしはやってしまいました。 　わたしに婚約破棄を申し出た王子は、池へと落ちてしまいました。 　……わたしの後ろ回し蹴りで。

テーブルの上に置かれていたのは一枚の手紙だった。 『ごめんね。私、職場の先輩と付き合うことになった。……男の人だよ』 仕事もうまくいかず、付き合っていた彼女にもフラれた牡丹山ざ…

ハイスペックなはずの企画部課長は実は極度のあがり症。 プレゼンの数日前から緊張のあまり眠れずにお酒に逃げて泥酔。ゴミ置き場でご就寝。 あげくの果てに彼を介抱してあげたすみれに添い…

よその部署のヘルプという一仕事を終えて帰ろうとしたら、突然魔法陣が現れてどこぞの城へと『女神の化身』として召喚されたわたし。 すると、いきなり「お前が女神の化身か。まあまあの顔…

龍之介には好きな人がいる。名前は司。男だ。 今の関係を壊したくないし彼には好きな人がいるから、自分の思いは秘めておこうと決めていた。 バレンタインの直前、司の想い人である明里が…

ソードワールド2.5で作成したPCのキャラシに書いた設定・おはなし・その他もろもろのまとめ。しゃらくさいキャッチコピーのとおり、かゆみ成分が多量に含まれています。黒歴史が刺激され…

霧島こずえと幼なじみの山下幸太は交際しているが、ある日、幸太の部屋に誘われて目にしたものは、BL系マンガであった。 腐男子の彼氏を持つ、こずえの笑えて少しエッチな物語。

わたしこと森山帆香は、中学時代の先輩・高槻奏佳に特別な思いを抱いている。 先輩の実家は学業と恋愛成就で有名な神社。 神様に頼るまでもなく高校への合格を決めたわたしは、もうひとつの…