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あき @COS部/カレー☆らぼらとり
素数に想いを馳せる回
双子素数は3, 5の組み以外は6n-1, 6n+1の組みとなる。
双子素数とは、一つ飛ばしの整数同士が素数である組みを指す。
例えば、3, 5の組み、5, 7の組みが双子素数であり、
7, 9の組みは9=3*3の合成数であるので、双子素数ではない。
Ready?
*
まず、3つの連続する整数n-1, n, n+1に想いを馳せ、
このときn-1, n+1の組みが双子素数になるかを考える。
n-1が偶数のときを考える。
n-1=2 (素数)のとき、n+1=4(合成数)、
n-1=2k(合成数)のとき、n+1=2k+2=2*(k+1) (合成数)
上記より、n-1が偶数のとき、n+1は素数ではない。
よって、n-1, n+1の組みが双子素数になるとすると、
n-1, n+1は奇数、すなわち①「nは偶数である」べきである。
ここで、n-1, n+1が素数ならば、それらは3の倍数(合成数)ではないはずである。
ここでn-1に想いを馳せることにする。
すべての自然数は3k, 3k+1, 3k+2 (k>=0)のいずれかに当てはまるはずである。
3で割り切れる数と、3で割ったら1余る数と、3で割ったら2余る数。
どれかにはあてはまるっしょ?
ということでn-1を上記で場合分けしてみる。
n-1=3kのとき、n-1そのものが3の倍数じゃん。
でも、k=1のときn-1=3、n+1=3k+2=5で、いずれも素数。
つまり、この場合、②「3, 5の組みのときは双子素数」じゃん!
n-1=3k+1のとき、n=3k+2はいいけど、n+1=3k+3=3(k+1)は絶対3の倍数じゃん、合成数じゃん。ハイ駄目〜〜〜〜〜。
ちなみにk=0のときは、n-1=1, n+1=3になるけど、別に1は素数ってわけじゃないんだからね!間違えないでよね!
一方、n-1=3k+2のとき、n=3k+3=3(k+1), n+1=3k+4となる。
n-1, n+1も絶対に合成数というわけじゃなさそうなので、双子素数になるときがあるかも。
このとき、③「nは3の倍数」である。
②より、「3, 5の組みのときは双子素数である」が、それを除いて
(①と③から、)nは2の倍数かつ3の倍数のとき、
つまりn=6kのとき、n-1, n+1すなわち6k-1, 6k+1の組みは双子素数になる可能性がある。
もちろん、6k-1, 6k+1の組みが双子素数にならない場合もある。(k=6のとき、35, 37の組みで35は合成数)
でもでも、その反対の、「双子素数であるならば、3, 5の組みを除いて6k-1, 6k+1の組みとなる」ことは言えたんじゃないかな。
必要条件、十分条件とか、対偶・否定・反対とか、わたしわかんないけど、これでQ. E. D. ってことで。
先生、部分点ください!
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