「＃満月」を含む小説

　村の近くの山に、目の赤いバケモノが住んでいるという。 　三年に一度、十に満たない子どもを生贄として差し出さなければ、呪い殺されるのだとか……。 　満月の夜、俺は生贄としてバケ…

　フランチェスカは、15歳の誕生日に祖母から砂時計のペンダントトップがついたペンダントをもらった。それをひと目で気に入った彼女は、寝る前に満月の光にかざして砂時計を逆さにしてみた…

かつて命を救ってくれた少女の姿をした妖と再会した青年はお礼がしたいと申し出るが……？ ※自サイト（休止移転中）からの転載。 ※他投稿サイトにも掲載しています。

人狼兄弟が体調不良。どうやら満月が欠けているのが原因らしい・・・ 『欠けていない』満月を取り戻すため探偵事務所【ハヤブサの目】は動き出すが、なんだが隼人も悪戦苦闘。妖怪の仕業なの…

　大学への進学を控えた３月の夜にベンチに座って満月を見上げる俺と幼馴染の芽衣。 　ずっと一緒だったから、違う大学に進む４月からが少し寂しい。 　残り少ない日々を惜しんでいると、ふ…

入社式を破壊し終え、帰路につく根岸京也。 今日の月は不気味なほどに青白い。 彼は竜と人のハーフで、人間世界に交じり生きることを選択した。 狭苦しい世界の中で生きることに、改めて…

創作百合。 新入社員・野崎満月23歳の指導担当となった先輩は、無口で不愛想な矢沢陽20歳だった。

性懲りもなく、またも隼人が片思い。どうせフラれて泣くんだから、と渢が止めるが聞く耳持たず。しかも隼人は彼女から妖怪退治を引き受けちゃった。もちろん自分じゃ動かない。巻き込まれたい…

賢者様の弟子になることが決まった少年アトラは、塔で学問に勤しむ日々をとても楽しみにしていた。けれど師匠はなぜか彼に弓矢を装備させ、謎の地下迷宮に連れてゆこうとする。この途切れ途切…

5年生の心ちゃんと1年生の大輔くん、2人はとっても仲良しな兄弟。ある日心ちゃんは学校で習った月の満ち欠けに興味を持ちます。そこからどんどん惹かれて行って…自分たちの小学生時代を思…

真夜中になるとお隣さんは仕事から帰ってくる。そのままがらりとベランダへ、今日もかしゅり、と炭酸の缶を開けるのだ。 満月の日に遭遇してから、ビール片手にお隣さんと月見をするこの時間…

KAC202210「真夜中」。占い師をしている真夜は、満月と新月の夜に世結びと言う別の顔を持っていた。迷える魂を結んで先に進ませる事が出きる世結び。ある満月の夜に、いつもとは違う…

コロナ退散の祈りをこめて、角川武蔵野ミュージアムの巨大な外壁で雄々しく翼を広げているトンビは、満月の夜……。

それは満月の冬のある夜のこと。 任務によりある人の魂を回収したところ、倒れたその人を助けようと青年が駆けてくる。 その青年は、死神となった少女の知る人物だった。 死神となった少女…

最初の構想とは全く異なる作品となりました。 しかし、私の心に浮かんだ事ですのでこのまま投稿する事にします。 この謎かけに答えを出すのはアナタです。

早夜子は現実主義者だ。 なぜなら、早夜子自身が何ひとつ不思議な経験などしたことがないから。 だが、ある満月の夜。 早夜子は不思議な体験をした…

禁断の一手を使ってしまいました。もう２度とします。 KAC202210「真夜中」

小学生の「僕」と、満月の夜になると喋り出す猫のムギさん。 僕とムギさんの、夜だけの冒険の始まりです。 ―― 拙作「ムギさんと僕」( https://kakuyomu.jp/w…

人類が滅亡するかもしれない夜。 少年は、“少女”と出会った。 みんなの命を奪ったソレは、白く光る少女の亡霊のようだった。 満月の光を浴びて、宙を舞う“少女”。 “少女”は、綺麗だ…