「虫」を含む小説

余計な御世話をしがちで何をするにも怯え癖が付いてしまっていた彼女。 このままではダメだと思いながらも、変わるための第一歩を踏みだせずにいた。 そんな時、流行りのゲームをやって…

ペットと言われてはじめに思いつくのは、犬やネコ、鳥、ハムスター、うさぎ等ではないでしょうか。 しかしカブトムシやバッタも虫かごで家で飼っていたらペットになるんです。 私が8歳の頃…

オレには前世がある。異世界転生ってやつだ。（推測） 前世はおっさんだったような気がする。エリートセクシーガイだったのだろう。 丸い緑のリニア線、真ん中とーるは新幹線。成田からアポ…

N県にある霧鷹山、一〇年前、飛行機墜落事故が起こった山。 墜落による乗員乗客の死亡者はいないが、一組の夫婦が運悪くクマに食い殺される。 その日、嘉賀紘真は祖父と共に、この山のキャ…

　大木げん家にはアレルギー体質の家族が３人います。 『私』•••アレルギー症状は今の所無し 『妻』•••重度の花粉症+ハウスダストアレルギー 『息子』•••重度の花粉症+猫とハ…

僕にくっつくことが大好きな君が、遠くに行ってしまう。その後。

瑠璃色の虫が進む先には何があるのか 様々な困難に打ちひしがれながらも 足りない脳みそで考えようとするお話です

終わりかけの世界で、萎縮した脳味噌の隙間に虫が住む少女の日常と本当の終わりのお話。

カメムシになった元人間の私 この世は広い。そして、残酷だ。 雨一粒だって命に関わる。 でも今の私には、雨が降る前兆を感じ取ることが出来る。 そう。様々な便利を捨…

私が実際に体験した物語。 幽霊が出てきたり、残虐な描写等一切ありませんが、相当嫌な思いをしたのでそんな体験談です。

　地球のあらゆる場所で小さな機械虫によって未知のウィルスが撒かれ、世界は豹変した。感染した者は暴徒と化し次々と人を襲い喰らう。人々の抵抗もむなしく殺戮の連鎖はひろがっていく一方だ…

締め切りに追われる中、恋人の莉莎子から電話がかかってきた。部屋の中に〈あの虫〉が現れて、眠ることができないというのだ。来てほしいというお願いを聞き入れて、真冬の深夜に莉莎子の家ま…

自分のことを賢くないと思っている魔女と、周りから落ちこぼれと言われているけどあまり気にしていない見習い騎士と、縁談に行ったけど到着前に出戻りになった伯爵令嬢が、なんか色々あって色…

白き魔女に守護される妖精たちの楽園。そこを飛び出し、ひとり立ちした蜜花の妖精には、ある秘密があった。 擬人化された草花や虫たちによる百合短編。

親友と好きな女の子の恋路を邪魔して5年目、恋のお邪魔虫Aこと堅木盾（かたぎ・たて）は告白すらできずに二人は結ばれてしまった。 そんな盾の隣には同じように呆然としている恋のお邪魔…

　背中に蝶の翅が生える奇病、クピド症候群。その専門病院はクピドの虫籠と呼ばれている。治療方法は一つ、恋をすること。 　そんな奇病に冒された清水聡は入院生活に飽きていた。 　そんな…

キリエが我々の村にやってきたのは偶然であり必然であった。 ＊グロテスク注意 ＊絶対に手を出してはいけません

　十代の少年少女の背中に蝶の翅が生える奇病、クピド症候群。その専門病院は虫籠と呼ばれていた。 　病気を治す方法はただ一つ、恋をすること。 　そんな病院に入院している患者の一人、天…

私は、真夜中の部屋で途方にくれていた。 「マダムの邸宅で優雅にフランス語を学びませんか？」そのうたい文句に連れらてホームステイに来たはずなのに。 　マットには虫が這っている。左右…

　昔々、ある遠い世界の図書室で、名を「ゼロス」というほんの小さな虫がいました。 　ゼロスは、その図書室の迷宮のような本棚で、一生を過ごしていました。 　シルバーの表紙、ゴールドの…