「祈り」を含む小説

これは文学フリマで仲良くなったpusugaさんと「ちょっとしたお遊び企画をやろう」って話になって、書くことになった短編です。 企画名は【タイトル取り替えっこ】 企画ルール 　①…

新古事記物語の第二弾です。 　古事記の新解釈による縄文神話に次ぐ神話物語であります。縄文神話から千年の時が経ちました。弥生神話は大陸での戦争の影響が秋津洲にも及ぶようになり、混…

　古来より『禁足地』と定められた土地がある。 　そんな土地を任せられ管理してきた一族がいた。誰もこないはずのその土地で、月明かりに照らされながら一人祈りを捧げる舞いを踊る少女。 …

登場人物: エリアナ(未亡人の女性) カシム(バーのマスター) イスマエル(民兵) 人間以外: テイレシア(創造主の従者、目が無い) 無痛の者(獣の様な姿の鉱石) シンカー(巨…

王女であるシェリルは、厄神の怒りを鎮める極上の生贄となるため、日々心の鍛錬に励んでいた。 シェリルの鍛錬に付き合い罵詈雑言を投げつける家族に感謝し、立派にお役目を果たすことを夢…

「ナディア！　お前はこれまでこの国が平和だったのをいい事に、己を聖女だといつわっていただろう！　こうして本物の聖女が現れた以上、このままにはしておけない！　偽聖女ナディア、お前を…

自ら作りあげた密室で“私”はひたすらに祈りを捧げる。 痛みに悶え朦朧とする意識の中で、この世界を表す神話と歴史を紐解く。 果たして“私”に救いはあるのか。 　　　　　 【偽教授神…

　表題通りのエッセイ。 　カクヨムポスト１００本記念であり、同時にネタ詰まりの窮余の一策でもある。 　 　貴方にとって『文章を書く』とは何ですか？ 　僕にとっては。治療で。自己啓…

異世界を魔王の手から守るため、神へと祈りを捧げる巫女。祈りに応え顕現する神々と個性豊かすぎる勇者たち。そんな彼女たちが織り成す会話劇をお楽しみください。 ※公共の場での閲覧や口…

その夜、真円の月に迫る、一条の眩い光を見ていた。 耐え難い恐怖と後悔の中、赤く、妖しく輝くその流れ星に願う。 幼い子どもの小さな祈りが羽ばたき、世界は人知れず終焉を迎えようと…

ヨハネの黙示録から約2000年の年が経つ。 “それ”は、静かに祈り、激しく戦い、長く短い眠りについた。 吉崎大。18歳。 精神を患い、高校生活の後半を不登校で送ってきていた。 大…

事故で歩行機能を失った孫娘を治癒させようと観音に祈り続けた祖母に奇跡が起こる。観音像という巨大建造物の撤去に絡む宗教的問題を取り上げました。

神に輿入れしてシスターとなるべく、はるばる花の都リンデバウムを訪れたクラリス。そこで目の当たりにした黒夢病の惨状。人々を救いたい——彼女の祈りに応えたのは、神ではなく悪魔だった。…

23.09.03 完結しました。 はじまりの精霊は、人の祈りからうまれたと伝えられている。 ゆえに精霊は人に惹かれ、己にとっての唯一と出逢えれば、嬉しさのあまりに、名を呼んでく…

　身寄りのないもの孤児を国内中より集め、シスターとして育成する教会があった。 　しかし、その教会のシスターとは神に祈りを捧げるものではなく、国に命を捧げるもののことだ。 　そう、…

海にボトルメールを流す。 これは祈りの物語。 ※pixiv初出

南欧にある古びた修道院。そこは余命いくばくも無い子ども達を受け入れる、終末期医療施設でもあった。 修道女のカターシャは次々と息を引き取っていく子ども達に心を痛め、神に祈りを捧げる…

全力で戦うことのできる相手がどこを探しても見当たらず、武者修行中の黒須は退屈していた。『どうか見たことも聞いたこともない難敵と巡り合わせて下さい』と、大して信じてもいない神仏に祈…

暑い夏がやってきましたね。 今回夏の詩集は全体的に少しはっちゃけたもの、元気が良いものが多めとなっております。だって夏ですし。 もちろんそれだけでなくしっとりした詩、終戦の日…

先人の尊い犠牲の上に今の平和があることを忘れぬために。