「ファンタジー 幻想」を含む小説

　死んでしまった『彼女』を助けるため、あなたは七つの笛を求めて旅立った――。帰りを待ち続ける『私』の唄として、自由詩の形式で綴られる、あなたの冒険譚。 　言葉遊びや幻想に満ちた色…

体が腐食していく原因不明の奇病に冒された男は、ある日見慣れた街並みの中に不可思議な鋪を見つける。 店主を名乗る美しい青年の手の甲で、一匹の清楚な蝶が羽ばたいている……。 202…

時は貞享、天下の名君、徳川綱吉の時代。 空が割れて異界の門が開かれる。 門より溢れし犬小人の「こぼると」を一目見た綱吉は深く愛し、直ちに保護せよとの命を発す。 以後もえるふ、どわ…

幽霊。 ただそこにある。思いの欠片は現実のバグとして存在している。 現実から逃げたヤギは現実と幻想の間で今日も苦しむ。 可愛い従兄弟。かつての師匠。 ロリっ子幽霊にリンチ…

「あいつは母さんを殺した。でも、信じるよ」 世界を支配していた〈幻想の王〉が死んでから三千年。想像したものを現実にする力〈想像術〉を誰もが手にし、それが戦争や欲望のために使われ…

「私は誓う、君だけの騎士になると」 戦乙女から差し出された手 それを握ったとき、二人の運命は回りだす 僕は誰？　何者なの？ 君は僕のことを知っているの？ 自分を探しに、君を…

ワンライやお題などで書いた一話完結現代ファンタジーが増えていく掌編集です。

「想像して。ここは教室ではない。貴方は今、広い砂浜に立っている。波音がして、綺麗なアクアブルーの海水が、脚に寄せては引く。冷たくて気持ちが良い。感じてみて……」 　しおんは放課…

頭と記憶を失った少女ロサ。 ゴミ捨て場と呼ばれる薔薇の地下牢で目覚めた彼女は自分と同じ頭のない猫に助けられた。 猫から頭を奪ったのは城主である首刈り女王だと知らされたロサは頭と記…

プロローグとエピローグのみ三人称で、残りは全て一人称となっています。幾つかのパートに分かれており謎が明らかになっていく形の幻想怪異譚です。短編集に書き直すつもりが面倒臭くなって以…

『一生遊べる学園ファンタジーゲーム』と言うコンセプトで作られたギャルゲー、『幻想学園』の最難関ルートをクリアした幹亮介は余韻に浸りながら眠りについた。 そして彼が次に目を覚まし…

外れ魔術系統である錬金魔術の使い手、アルク。 生け贄として車輪の魔王ルカルゴンに献上され、生体記憶装置として過去の魔法を取り出す道具とされる。が、取り出した記憶はこの世界における…

恋愛をテーマにした短編集。一番下が1番新しいもの。※BLと百合と異性愛がごちゃまぜです。

*この作品は幻想世界の話です。

　雅楽をテーマにした歴史ファンタジーものです。一応、敦煌を中心とした中央アジアを舞台にしていますが、時代設定はかなり曖昧で、幻想小説に近いです。 　雅楽は学生の頃に龍笛を習って…

モノの行方のお話です。 ※作中にて一箇所言葉の誤用というか、本来の読み方や意味とは違う使い方をしています。賛否あると思いますが、意見をくれると嬉しいです。

――今日もまた、神秘と幻想が死んでゆく。 日常の風景に霞むファンタジー。そんな幻想を描きつつ、どこまでも現実を知らしめる夏にぴったりな風情の純文学の短編です。

例えばそれは少年の頃の思い出。例えばそれは女王国の「英雄」たちの知られざる日常。例えばそれは戦後を逞しく生きる人々。 霧満ちる世界に生きる人々を描いた、異世界SFファンタジー掌編…

ワンライでお借りしたお題とかで書いた数百字～数千字くらいの突発ハイファンタジー掌編置き場です。各話は独立しているのでどこから読んでも平気です（もし関連性のある場合は表記します）