主人公は戦乙女と呼ばれる、圧倒的な強さを持つ麗しき女性。彼女は大切なものを守るため、なにやらひとりで戦っている様子。そんな魅力的な出だしから始まる物語。
タイトルからもわかる通り、序盤の序盤だと思われるのですが、すでにあらゆる面において素晴らしさが溢れていますね!
読みやすさ・世界観への導入、申し分ないです。キャラクタも魅力的ならば、それらのキャラが動くシーンは映像が目に浮かぶほどの高い描写力。これらを成しえるのは、やはり作者様の物語をお創りになる地力の高さゆえでしょう!物語の面白さもさることながら、同じ作者としても大いに学ばせて頂きました。
ここから物語はどういう方向へ進むのか?読み手側の頭にはたくさんのルートが思い浮かびます。そして、そのどれもが確実に面白いです。序盤でありながら、この時点ですでに一作の物語として完成されています。そして、作者様の書かれる続きの物語こそが最も素晴らしいものになるのは疑いようもなく、どのような展開が待っていたとしても私はこの作品のファンであることでしょう!
本当に素晴らしい作品です。是非、皆様もご一緒に!とてもお勧めです!