「猫猫」を含む小説

熊本県南部、人吉地区を拠点とした戦国大名のお話です。基本の出来事は史実を基にしながら大幅に改竄している（笑）、という意味で表題のとおり「偽史」であります。十年ほど前に書いたもので…

喫茶、三毛猫。 古ぼけた深緑の汽車が、ソーダ水の海と湿地を抜けた先。 その喫茶店の屋根は、ちょっとした庭になっている。赤茶けた伸び放題の枯草が、一面を覆っているのだ。濃いピンク…

ある日のニューヨーク、いつもの騒動。 駆け付けたイヨは居合わせたミュールと解決に当たるが、レオンの実験が暴走を起こしてしまう。

若くして海の事故で死んでしまったオレは別の世界で違う自分として転生（？）した様だ。 　取り囲むのは二足歩行する５匹の猫と、オレの心の中に住むもう一人のオレ。 　どうやらオレの魂…

短編小説強化を目的として知人とお題を出しあった課題作です。 恋愛要素のあるお題だったはずが、完成したのは老人と猫の友情物語でした。なぜ。

ボクの名前はマフィン。こげ茶色の毛並みの、気高い猫さ。 ところでボクには、悩んでいる事がある。 原因は、ボクが厄介になっているお家に住んでいる小学生の女の子、アミ。アミってば暇…

　高校一年生の道草日向はある夏の日、懐かしい逆さま猫の鳴き声を聞いた。

掌編です。

日本の各地には、日本に住んでいてもほとんどの人が知らない一風変わった神社があるという。 どんな願いも叶えてくれる神社が存在することを風の噂で聞きつけた高校生は、どうしても叶えた…

あなたを大切に思ってくれてる人は、必ずいる。 ただ、耳鳴りのせいで、大切な人の声が、届かなくなってしまうことも… そんな時、俺様の猫と影だけの男ムが、あなたを救いに現れる！

我が家を音連れた猫ちゃん達を紹介します。

第一回　描写短編小説杯　応募作品。 ～～ 　とある海辺の町。コンクリートに座り、海を眺める一人の青年。 　そんな彼に、一匹の猫が近づき……？

俳句だか川柳だか分からないものを投げていきます。猫がちょこちょこ出てくる可能性があります。

夢の中、庚嶺坂の途中からあたりを見ると、猫のお面が落ちていることに気づきます。妙に写実的なあの猫のお面です。道の真ん中にぽつんと、置いてあるのです。そのお面が奇妙なのです。私の方…

どん底の主人公とちょっと不思議な女性の一夏のお話。

ペットロスの瞬間と死についての微考 出てくるのは家族の面々 家族構成は母、父、私、妹、猫、死んだ猫

自主企画《140字小説強化デー》を目にして、旧作を掘り起こし。束の間ではありますが、想像力を働かせて語り手と一緒に「ここではない、どこか」を浮遊してみてください。

人間嫌いの野良猫のお話。でもこの野良猫ただ人間が嫌いではないみたいです。 猫目線になりきり書いた短くてすぐ読める小説です。悩んでる方やちょっと自分に自信を持てない方にぜひ読んでい…

愛猫が平安朝の姫君のようだったのでそれを表現しました。