「…万人向け？」を含む小説

山切はとが、公開済み小説のあとがきを書き残していきます。 おまけ程度にお楽しみください。

始まりの魔女が生まれ、火刑に処された年。彼女が呪いを遺しこの世を去ったのが、おおよそ2000年前のこと。 時が進み、人と魔女が殺し合う世界が始まる。数多の魔女が磔刑となったこの戦…

岡山県倉敷市の某所に佇む、ツタにまみれた一軒の廃屋。そこは、決して立ち入ってはならない場所だった。

『片思い』による一方的な恋をしていた平幸平（たいらこうへい）に恋が実ることはなかった。彼は春の始業式からは『片思わない』という心境でもって恋愛に力を注ぐことを決意する。そんな彼の…

気分転換に散歩をしていた父尾冬次は花火大会の会場で迷子になっていた母屋茉莉を見つけ、その後、茉莉からママと呼ばれていた従姉妹を発見した。 その翌日、冬次は生徒会長の田母神真実に呼…

高校３年生の一ノ宮カノンは、有名インフルエンサーの自殺のニュースを目にする。 手の届かない華やかな世界でも、暗い闇の手は簡単に人をかすめ取っていく。 卒業と共に不透明な社会へと…

今年の二月にメモ帳にて執筆した作品を加筆修正した物です。 なるべく当時のままお送りしています。 没にしようと思っていたのですが、割とキレのある台詞回しが気に入ったのでここに埋没し…

クラスの美少女、結月さんが風邪で学校を休んだ。だが、皆は、結月さんちに行きたがらない。 それはなぜ？

帰り道、気がついたら祭りの中にいた。 けんとは賑わいの中を歩き、見たことのない屋台を見つける。 「文字釣り」 それがその屋台の名前だった。

愛梨が岐阜県八百津の八百津橋の上で物思いにふけっているところに、突然一人の女性が話しかけてくる。 「ねぇ、私、綺麗？」 戸惑いつつも、「綺麗」と質問に答えると、優芽と名乗った彼…

思い出話に花を咲かせて、お互いをより知りながらこれからを歩み始めます

モンステロには、チーズづくりで出る上澄みをくれる人間の友達がいる。彼女の名前はフレデリカ。フレデリカはある日、集落に通じる唯一の道を封鎖してしまう。

　――あの日であった君を忘れられないから、僕は君に会いに行く。

寝る前、思ったこと。

この物語はフィクションです。実在する人物、場所、団体、郷土芸能とは関係ありません。御了承下さい。

タイトルのまんま。童話風。

4歳の夏。花火大会に行くため待ち合わせた幼なじみの綾瀬真奈(あやせまな)の隣にある女性が立っていた。真奈の姉です、と名乗る浴衣姿の女性。その女性にオレ、金町真司(かなまちしんじ…

　今日も眠い。眠すぎる。 　今すぐ寝たい。 　でも、まだシャワーに入れていない。暑い夏の日にシャワーに入らず寝てしまっては、体は臭いわベタベタして気持ち悪いわで最悪だ。 　でも…

軍を退役し、私立探偵を始めた親友、シュメート・アラヴァーの探偵事務所を訪れた小説家、クローニン・サイナンは、シュメートと一緒に（勝手に）軍を辞めた元最強の傭兵メイド、レベッカ・ブ…