山切はとのあとがきノート
山切はと
あとがき~花向かいの古図書館~
こんばんは、わたしです。『花向かいの古図書館』をお読みいただきありがとうございました。
この作品は『賢いヒロイン中編コンテスト』というコンテストに参加しています。
実はコンテスト概要を見た後に設定と人物と話の筋を三日くらいで考えて、そこからメモのようなプロットのようなものを書き出し、うねうねと文章をひねり回してプロローグ投稿に至った作品であります。
そこからもある程度ストックがたまり次第カクヨムにぶん投げ、ストックが尽きては書き出し……ということを一か月ほど続けておりました。要するに最初から最後まで突貫工事の作品だったわけです。
しかしながら、わたし自身非常に楽しく書くことができましたし、何よりこういうコテコテの魔法世界ファンタジーを書くのが大変久しぶりだったこともあり、筆がノリノリで恐ろしいくらいでした。
わたしは普遍的なテーマをファンタジー設定でコーティングして形にするのが大好きです。
今回も、魔女たちをダブルヒロインという形で前に出しておきつつ、学業や自分の中の壁に悩むリリーメイを話の中心に据えたお話としてお送りしました。彼女の悩みはわたし自身も身に覚えのあることであります。お読みいただいた方が、ここから何かを感じ取っていただくことがあれば、とてもうれしく思います。
ところで、魔女フィーリアの噂に『存在しない本さえ探し出す』というものがあったことを覚えていらっしゃるでしょうか。
今回はあまりこの設定を出す機会がなかったので、今後シリーズ化してこの点に触れることができればなあと思います。野望は言葉にしなければ始まらないのだぜ!
さて、ここ最近の筆者は中~長編から離れておりましたので、このお話が実質的なリハビリ・復帰作品でもあります。
今後も短編から長編まで、楽しく執筆していきたいと思いますので、末永くよろしくお願いいたします。
ちなみにこの作品、タイトルの『花向かい』という言葉(どこからか思いついた造語)を使いたいがために書かれています。
今回は冬のお話でしたが、続編は花のきれいな季節の話にして、思い切り花向かいしたいなあ。
それでは!
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