「わからずや」を含む小説

「彼女から手紙を貰ったんだけど、これが少し厄介でね」 　そう言って男が俺たちに渡した手紙には、わけのわからないアルファベットの羅列と数字だけが書かれていた。 　その暗号が示す意味…

死者王との決戦前夜、宿の酒場で和気藹々と歓談する聖剣士一行。 故郷を死者に奪われた双子、「僕」とララは彼らの一員として旅をしてきた。 すべては死者王を討つために―― 死者王の居城…

会社員の僕と、勝手に棲みついた謎の妖精もどき・たけし。 陽射しうららかな春の日、事件はベランダで起きた。 登場人物はこちらの話と同一です↓ https://kakuyomu.j…

KAC四日目「『ホラー』or『ミステリー』」参加作。 歯車は最初から狂っていた。 熱で歪んだ観覧車のように。 その炎が彼女の愛だったのか悪意だったのかは、きっと誰にもわからない…

わからない、と呟いて「W」は走り出す。夜の田舎町。何をするでもなくどうしようもない気持ち。それはおそらくエネルギーの発散。しかしただ走り続けるだけでは限界が来る。そうしてWはおで…

古い電子データの中から怪談話を見つけた人々は、その話を元に百物語を開催する。 しかし23世紀の人々には、昔の怪談の怖さがよくわからないようで……？ KAC20214参加作品

お酒を楽しんでいたはずなのに、いつの間にかそれなしではいられなくなっていた。 ストレスで眠れない。 そしておぼれるほどに酒を飲み、 毎晩のように意識を失うほどになっていた。

僕の鍛え抜かれた体で放つフルスイングはありとあらゆる者を粉砕する。 核兵器により、魔界の扉が開かれ、“日本が魔界”で“魔界が日本”の状態になったよくわからない世界…… サイレ…

事実的な粗大ごみ 非公開にしてても邪魔 なんで残してあるかわからん 消し去ってしまいたい黒歴史の一つ 最後までの万一にも最後まで読めた人がいたら土下座します 手を全く加えてないで…

私たちはただ大学のサークルの合宿に来ていただけ。 みんな、楽しみにしていた。 それなのに。 異常なできごとが、次から次へと起こった。 次々に、みんな死ぬ。あっけなく、死んでいく…

　幼い頃気持ちを通じ合わせ恋人になった幼馴染の二人だったが、些細な事ですれ違い口喧嘩をしたことでそのまま破局を迎える。 　主人公は次の相手と幸せになって欲しいと心の中で願い距離を…

自分の引き出しにあるおはなしから一部を取り出したものです。 お題が直観なのか直感なのかわからなかったので、両方使うことにしました。 主人公の小学4年生「はじめ」は「直感」を。 …

いまいち自分でもよくわからないものを突っ込んでおきます。

時代問わず季節問わず。その時々でどんなストーリー展開なのかは読んでみないとわからない。単純な一話完結型の短編物語です。 どこから読んでも味が異なるそんな短編集。

魔法学園、そこは魔法を持った子どもたちが集められる場所ー。 その中等部に新しく転入してきた少女・橘玲奈。 しかし彼女の正体は裏世界でその名を知らぬ者はいない最強最悪の暗殺者「白銀…

　俺には双子の妹がいる。つい最近親の再婚でできた妹なので、正直まだ見分けがつかない。どっちもすごくかわいらしい容姿なんだが。しかし見分けがつかない。 　そして、そんなある夜、その…

陸上部に所属する守とぼく。彼の走りはいつもきれいだ。練習後、彼のことをほめると、なぜか不機嫌にあしらわれた。その理由が、ぼくにはよくわからない。

　時は2121年、人類は２２世紀に突入していた。科学も発展し生活は豊かになっていったーーはずだった。 　科学は発展したがそれと同時に地球温暖化の影響で様々な大陸は沈み始め生物も徐…

　都会が近いのにド田舎という謎現象な村【畔木村《くろきむら》】 そこで畔木中学校に通う二年生である黒鐘千香《くろがねちか》は 帰宅中に後ろからナンパされる。 　しかし、ナンパをし…