「捨てないで」を含む小説

赤井青春は十二歳の頃両親を殺し親殺しとなった。 それから4年の月日が経った。しかし、親殺しという汚名は消えず学校では苛められる毎日。そんな、ある日瀬戸内海と言う少年と出会う。 瀬…

ものはすべて朽ち果てるとはいいながら、朽ち果てないはずのものを朽ち果てさせる所業も時にはこの世に見られます。

人斬りと呼ばれた男共の末路は、どれも悲惨極まりない。 坂堂神崎もまた、そんな人斬りの一人。明治政府御用達の人斬りとして散々に人を斬ら捨てたその最後は、当の明治政府によりその命を狙…

　その集まりがどのようなものだったのか。彼女のほかに誰がいたのか。そんなことすら、よくおぼえていない。ぼくの心には、それくらい鮮烈に彼女の存在が刻みこまれていた。 【関連作】…

何気なく日常生活を送っていた安登達真(あとたつま)は、何の前触れもなく、唐突に、異世界へ行く権利を得た。異世界へ渡るなら現在の肉体を捨て、新たに創り出す必要があるらしく、そのステ…

僕は別れた彼女からもらった腕時計を捨てられずにいる。みんなは捨ててしまえと言うけれど、何故か手放せずにいた。未練がましく彼女を思う僕は、次第に運からも見放され。そんな僕の前にひと…

「こうして世界は完全破壊を成し遂げた。 マクロな宇宙空間と、ミクロな生命という包装を破り捨て、果てのない地平は虚無へと収束する」 砂塵が舞い上がる瓦礫の上で僕は呟いた。 誰に…

スーパーヒーローに憧れたが、幼い頃に自分の夢見に現実を突きつけられ憧れをを捨てた少年の物語。

住宅街のゴミ置き場に、僕が捨てられていた。 スーツの裾から見える、男の割には細い足首。 細いわりにやけに節くれ立った指の先に張り付いた、くすんだ色をした爪。 弱々しい街灯に照らさ…

大学生のりんはある日、SNSで緊縛募集のツイートを見かける。 好奇心に負け、彼女は捨てアカからその応募をするが… (構成とか知らないアマチュアです。優しい目でご覧ください)

　ただ昔のように愛してほしかあった。 　食材を盗んで家に帰ると、知らない男と母親が会話をしていた。 　母親の手元には、大きな袋。そこから見える大量の金貨。 　少女は金で売られ…

元傭兵のアサマは怜子のストーカーである。 怜子にぶつかって謝らなかったすべての人物を粛正することに人生を捧げている。 そんなアサマに捨てられた元ロリの十七歳少女、葉月は貧しいなが…

偶然目にしたニュースにインスピレーションを得て書いた、短編です。

森に捨てられた兄と妹がたどり着いた家

「初めまして黒獅子銃一郎さん。いや"神殺しのガンマン"と呼んであげたほうがいいかしらね」 　残念ながら黒獅子でもなければ神殺しでもない、ただ新鮮だけが取り柄な高校生である山井仲二…

恋人に売られた私と、国と妃に捨てられた盲目の美しい王子との物語。 ※ムーンライトノベルズ版をR１５に改稿した作品です。

オリジナル、なんちゃって中世っぽいようなファンタジーのようなどこかの森の奥の館に住む魔女と、生贄という体で口減らしに魔女の元へ捨てられた子供の話。

ある日机の上に置かれていた謎の手紙。 氏名、住所不明のその手紙には「殺し生活」と書かれていた。気味の悪いその手紙をくしゃくしゃにしてゴミ箱へ捨てた、だが学校から帰ると元あった場所…

捨てる神いれば拾う神もいる。 貴方に捨てられてから頑張った僕はすごく今幸せです。 だから、ありがとうを伝えたい。 注　ざまぁ、捨てられ（追放）っぽいものです。 小説家になろう…

式神召喚士、霧生嶺山がいく 式神シリーズ第2弾