「こないで」を含む小説

未来のお話ですが、それほどSFっぽくはありません。桜の季節に合わせて書きました。

地球に時空の裂け目【ゲート】が現れて四半世紀。 時折ゲートを通じてやってくる巨大怪獣の被害に遭いつつも、人類はダンジョンから齎された新素材や莫大な資源を活用し、かつてない繁栄を極…

「閉鎖惑星における文化・文明の保全に関するする条約」に定められているとおり、担当する惑星で一生を過ごさなければならない。 KAC2022 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオ…

とある老人が縁側でひなたぼっこしていると、彼が寄ってきた。 その後、老人は彼と出会った日の事を思った。

小手先千幸（こてさきちゆき）はうだつの上がらない日常に辟易していた。仕事帰りの彼は不注意からトラックに撥ねられてその生涯を閉じた……はずだったが、なんと彼は別の世界で生き返ったの…

突然田舎から都会へと引っ越すこととなった（強制）カエルの話

八十八年前に社が作られて、山の神として祀られた。 ここのところ誰もこないけど。 で、88歳のお祝いは？　誰もしてくれないのか？ とぼけた神様ととぼけた娘が出会うお話。 ハッピー…

米寿（べいじゅ）は、数え年の88歳のこと。また、その祝い。賀の祝いのひとつ。米寿という名は、「米」の字を分解すると「八十八」になることに由来する。米の祝い（よねのいわい）とも言わ…

この非常に高価なチャーハンを食べて、異世界から二度と戻ってこないように準備してください……

私、戌井 夜留子（いぬい よるこ）はごく普通の女子大生。 だがあるとき大学の屋上から落下してしまい、気付いたときには異世界に。 昔の日本といった様子の世界で出会ったのは、ばらが…

「どげんね！　名づけて『ザクザクころもの肉巻きコロッケ』！」

　この兄妹は、オカシイ。 　「やえこは、にーちゃんが思ってるよりまぁまぁ大人だからね」 　妹の八重子は、そう言うが……。 　夜な夜な“ひやとい”に向かう兄の後をつけた八重子は、驚…

今日はオレの１５歳の誕生日。大好きな唐揚げを頬張っていると…。

今日誕生日を迎えた私のおばあちゃんは、８８歳にしてゲーム実況を趣味とする配信者だったりする。 そんなアグレッシブなおばあちゃんと違って、私はどこにでもいる学生だ。 そんな私とお…

【登場人物】 《黒崎陽芽莉（くろさきひめり）》 女子大生。斜に構えた性格で交友関係がほとんどない。唯一とも言える親友・白雪ことりには心を許している様子だが、その思いはやがて——。…

３月は、介護士の佐々木智樹が担当するデイサービス利用者、 末広大吉さんの誕生月であった。 末広さんは、今年で数え年８８歳を迎える。 デイサービスの午後のリクリエーションには、 お…

「私のほうがつらいよ」 嘆いた言葉に返された先生の意外な一言に、心をゆさぶられる片思い女子高生は……。 　先生にタメ口をこぼす川本さくは、1年前に彼女持ちの先輩に一目ぼれする…

むかしむかしの、お話です。 長い長い戦乱の時代がようやく終わり江戸時代になったばかりの頃の京の都。 誓願寺のご門前の石段に腰かけて一服していたご隠居の前に、小僧が一人泣きながら…

死人に口なし、というけれど。 蘇ってこられちゃ、困っちまうぜ。

※コンテスト応募のために一部ネタバレが含まれます。 男達の絆で、平和を守るブロマンスバトルストーリー。 魔術と機械が暴走し世界が滅びかけた第二次世界破壊から１５０年。 世界に…