「返事」を含む小説

2022年9月より、諸事情のためカクヨムでの活動を休止します。ありがたいことにいまだにコメントをいただけることも多いのですが、22年9月以降にいただいたコメントにはお返事できない…

天邪鬼で恋愛下手で不器用な雨田《あまだ》春真智《はるまち》は――同じく天邪鬼で恋愛下手で不器用な野原《のばら》藍空《あおぞら》に想いを寄せていた。 一方、藍空も春真智に想いを寄…

山奥にある小さな村。日照りが続いていて作物がうまく育たず、苦労していたこの村で一番の働き者である一太郎は、雨を降らすことができるという旅装束の青年に、雨を降らせてほしいと頼む。そ…

　これは、ヴァーチャルを愛する「アナタ」達の物語。 ※注意※ ・この作品はフィクションであり、実在の人物や団体とは関係ありません。 ・個人の意見、意思を押し付けるものではな…

「は？　なんで筋トレとか始めちゃってんの？　キモいんだけど？　やめてくんない？」 　義理の妹、楓(かえで)は俺を毛嫌いして虐げてくる。 　でも俺は決めたんだ。虐げられるだけの人…

カクヨム甲子園・ショートストーリー部門で中間選考突破！ 「俺がヒット打ったら、告白するから。返事考えといてくれないか。」 この言葉で桜井祥太朗と三島穂波の関係は動き出す。 …

春。主人公の根東司は玉砕覚悟で美人で有名な才女の壬生来沙羅さんに告白した。返事はまさかのイエスだった。しかし壬生さんは付き合うにあたって一つ、条件をつけた「私、人のことを疑う人っ…

　ゲーム大好き高校生ユウジが目を覚ますと。そこには学校の担任であり、童顔だが明るい笑顔が特徴、運動能力抜群のリク先生が目の前で眠っていた。 「なんでここに？」 　驚くユウジのすぐ…

ヒヨリ・・・中学２年の普通の女の子。何か起こらないかな、そう思いながらも、いつも通りを過ごすが、ある時裏アカウントでリョウに出会う。 リョウ・・・裏アカウントでヒヨリのつぶやきに…

思い出の木の下で、あの子の命は桜と共に地へと散った。 暖かな風は、喪失の香りを運んできた。 それから、幾ばくかの月日が経った。 返事が来る筈のない手紙に日々の出来事を記し、砕け散…

ある朝、自分の机の中に知らない先輩が書いた手紙が入っていた。 軽い気持ちで返事を書いたらいつの間にかラリーが続いて、気が付いたら好きになっていた。 会ったことも、見たこともない…

　数日前。海苔巻きせんべいという禁断の和菓子にハマってしまった相模原《さがみはら》は、海苔巻きせんべいをまるで人間のように扱っていた。それはそれはもう、狂気の沙汰ではない様子。普…

　シャッター通りの雑貨屋さん。 　片隅のスズメの置物。 　私の恋の相談相手。 　

　物心つく前に亡くなった母。 　物心ついた頃には放蕩に明け暮れていた父。 　あからさまに散財されていく資産。 　誰がどれほど言っても曖昧な返事で誤魔化してきた父は、ある日とうと…

僕はある日、たまたま立ち寄った図書館で、一冊の日記を見つけた。 ちょっとしたいたずら心で書き込みをすると、持ち主から返事が。 その子は、日記の中で『ひなの』と名乗った。 そうして…

　波多野靖樹（はたのやすき）は学業まあまあ、スポーツまあまあな普通の高校二年生。 　趣味があう友達に恵まれ、充実した高校生活を送っていた。五月のある日、郵便受けには懐かしい相手か…

Z県ほたる市に住む少年、小芭内隼人は前から興味を示すものがあった。 「キャバクラって何だろう」 担任教師の鳥阿部正志に聞くが、「男の浪漫」という抽象的な返事しか返ってこず、ま…

　春休みのある日、私はあるノートを見つけた。 　そのノートには、解き途中の二次関数の方程式と、桜の木の絵が三枚描かれていた。 　絵はどれも素晴らしいものだが、ノートの持ち主さん…

黒山羊さんのジレッタイお手紙に、白山羊さんはオカンムリ。つんけんとした返事を出しました。さらにその返事には……。

　昔々あるところに、一つの王国がありました。王様と、王妃様と、王妃様から生まれた三人の王子様達は、立派な王宮で仲良く暮らしておられました。国を治めるという、大変なお仕事を、立派に…