「だ～か～ら～」を含む小説

最近付き合いはじめた彼女と初めてのキスをした。 それから程なくして、その彼女は旧校舎の屋上で首を吊った状態で発見された。警察は状況から自殺と判断したけれど、その死には不自然なとこ…

自称神様な怪異であっても、クリスマスを楽しんだり大掃除したり初詣に行ったりするものらしい。 『欲望の神さま拾いました』のスピンオフですが、こちらの作品だけで楽しめます。 ※ア…

前作「八幡戦士」の続編 天は人類の在り様をじっと観察していた。何故？って、それは末法を作り出してしまった全人類を滅ぼすべきか、それとも生き残らせ天と共に末法の建て直しに同動できる…

黒潮洗う南海の小島、水床島で、小学生のヤスノリは農業を営む両親と島の駐在の息子で、同じ年のいとこのミツアキ家族らと共に暮らしていた。 六年生になった時、島に河上先生が赴任してく…

チートありません。

白い髪と火傷のような傷跡を身体に有した少女『帷』は、自身の過去の記憶を失い、さらにはどんな負傷をも回復する奇妙な不死性をも獲得していた。 彼女は『織草葵』という女性に拾われ、彼女…

≪　３５年前に行けるけど、もう戻って来られないボタンがあったら押す？　≫ 　ボタンを押すことになった25歳の夏海は掲示板で出会った“おまえら”一人一人に会いに行くことを決意す…

とある湯治場の伝説です。 この作品は以下の自主企画に参加しています。 【女性作家さんも歓迎！】新作”ますらを”を書いてください（～11/30）【現在のレギュレーション違反撃墜…

俺は屋上から飛び降りた。いつからか始まった、凄惨たるイジメの被害者だったから。 天国でゆっくり休もう。そう思って飛び降りたのだが── 気がつくと、雨降る森の中。 そう、俺…

「……今日からお世話になります。神崎です」 「はじめまして。 研修担当の高宮です。よろしくね」 「イキナリですけど。 この資料て、誰が作ったんですか？」 「私だよ…

意識の深淵を巡る壮大な物語 **「意識の舞：哲学的瞑想」**は、人間の意識と人工知能の意識が、存在の根源を探求する哲学的な物語です。 物語の舞台は、 量子力学と哲学が融合した神…

源平合戦の一場面、「鵯越えの逆落とし」です。 えっちくありません。 以下の自主企画応募に参加 【女性作家さんも歓迎！】新作”ますらを”を書いてください（～11/30）【現在のレ…

主要参考文献 村瀬秀信　虎の血　～阪神タイガース、謎の老人監督　 　　　　　集英社・２０２４年２月５日初版 １９５５年のわずか２カ月弱。 岸一郎という、元早稲田大学と満鉄の左腕…

１９５８（昭和３３）年の夏休みが、ついに始まった。 岡山市内にある養護施設「よつば園」では、５班に分かれて児島市郊外のお寺に３泊４日で泊まり込みの小旅行に行くことになった。 第…

これは、１人の孤児が「愛」を知るまでの物語― 主人公の紀村 明(きむら あきら)は、ある１つの孤児院で育った。 過去にネグレクトを受けた彼は、精神、肉体共にボロボロになり、その…

時系列バラバラです。 基本的に読み切り。たまに連作。どっからでも読めます。

祖父から引き継いだ剣術道場で、子供たちに剣を教えていた女子高生、八潮泉美（やしおいずみ）は、恐怖体験のショックからか、見知らぬ土地に迷い込んでしまう。 そこは、彼女の知る世界には…

若くして出家した青年が根拠のない存在の不安に憑かれ、宗教にも絶望し還俗しても、なお、不安を免れずに求道する。

　とある世界（せかい）にある、童話（どうわ）のひとつです。 　グリフォンという生き物（いきもの）と、ちいさな友達（ともだち）たちとのおはなしのようなものです。 　グリフォンが…