「8月6日」を含む小説

覚書。 [第3期] 同題異話SR -August- 『太陽の音を忘れない』に参加作品。 タイトルは指定。募集期間終了後は変更可。

1945年8月6日に広島、8月9日に長崎に原爆が落とされた。 忘れることが出来ない出来事だ。 いや、忘れてはいけない出来事なのだ。 私は、この17年間何羽もの鶴を折り、平和を祈っ…

ある改装中のマンションで、人が殺されているという通報があり駆けつけると、そこには、一人の男性の死体と、記憶を一部失って倒れている女性がいた。その場所は、シンナーを思わせる接着剤の…

祖父の書店を引き継ぎながら、図書館の資料装備を引き受けている宮部志保里のある日。 第一話はKAC2023参加作品。 ときどき続きを書きます。よろしくお願いいたします。 20…

　沖縄の風景を描きたいと、移住してきた画家の「僕」は、初めてのスランプに陥る。 　気分転換にと、訪れた工芸品の展覧会で、とある琉球ガラス作品に心奪われた「僕」は、後日、この作者に…

もう限界だ。 「離婚してください」 丸田広一は妻にそう告げた。妻は激怒し、言い争いになる。広一は頭に鈍器で殴られたような衝撃を受け床に倒れ伏せた。振り返るとそこには妻がいた。広…

小説投稿サイト「ノベルアッププラス」で行われていた、「海をまとう」というコンテスト参加用作品です。 最初にイラストがあって、それを基に描いた作品になります。 （イベントイラストは…

　真夏のくそ暑い日に原爆ドームに課外学習に来ていた和成はひょんな事から親友の天然と過去に飛ばされる 　飛ばされた先はなんと原爆投下2日前のヒロシマだった 　これは２人の少年の不思…

雨の季節を楽しむ清水家のきょうだいたちのお話の番外編。 高校生の次兄と小学生の末っ子長女が、夏休みの黄昏時にバスに乗るお話。 彼岸や先祖霊などホラー風味のものを使用していますが、…

夏休みが明ける9月1日は10代の自殺率が最も高いそうです。ヤですね。

面接にやってきたのは非常に優秀な狂人。 ヒャッハーとヤバみを煮詰めた問題児を雇うかどうかで悩む。 いったい会社に必要な人間ってどんな人なの！？ ↓前回の投稿↓ 『浮遊層に住…

空からふってくる黒い玉。それが地上に触れる瞬間爆発してしまう。主人公を乗せて8月6日がループする。

　――西暦2148年8月6日 世界は混沌としていました。 いわゆる第三次世界大戦と呼ばれていたこの時代。 人が人を殺し、人が物を壊し、人々は自分の欲望のまま動いていました。 そ…

昔、日本は戦争をしていました。 何の罪も無い、途方もない数の人々が死んで逝き、幾多の人々の心が、深い悲しみに席巻されていた時代がありました。 もし、あなたが戦時下の時代に生まれ…

広島、１９４６年8月6日8時15分、時間が止まった。 ⭑この作品はフィクションですが、広島の原爆を基に作った作品です。ですから実在する場…

自主企画「第二回こむら川小説大賞」が楽しそうなので書きました。とても楽しかったです。 頑張って擬態したつもりなのですが、本企画の趣旨に合えば幸いです。 女の子が主人公なので、かわ…

とある穴から出るようになった地球うんこ。 処理の方法に頭を悩ませていると悪魔の囁きが。 これを兵器に転用できればいいのでは？ ↓前回の投稿↓ 『人間は肉でできた数字袋』 h…

とある工場にバイトでやってきた主人公。 担当されたラインではアンゴラスを作っていた。 このアンゴラスっていったいなんなんだ？ ↓前回の投稿↓ 『お前の必殺技、何コマで出せる…

元素のウランの歴史を、蹂躙される「女」としてとらえて再構成したただの妄想と幻覚です。以下参考： 　ウラン　Uranium 　原子番号92の放射性金属元素。 　1789年、元素とし…